オンライン公開講座

ICTと国語科授業実践①

ICTの活用による学習共同体の拡張

2022年10月9日(日)14:00-17:00

(アーカイブ配信はございません)

オンラインで開催の公開講座は、大会に先立って10月9日(日)に開催されます。

※終了しました。

参加申し込みはこちらからお願いします。

申し込み締め切りは、2022年10月5日(水)23:59です。

ただし、定員(250名)に達した場合は、これより早く締め切る場合があります。

【企画趣旨】

ICTをテーマとして、公開講座を企画した。もちろん、一言で ICTの活用としても、各言語活動の領域に展開されており、それぞれについての実践のノウハウも蓄積されてきている。全国大学国語教育学会の立場としては、公開講座で扱う以上、なにがしかの提案性が必要である。そこで、ICTの特長のうち、様々な交流を促進する部分に着目し、学習共同体の拡張、ということをテーマとした公開講座を企画した。

学習共同体の拡張とは、これまで主に交流の場であった学級内という枠組みを取り払い、学年全体・学校全体・同校種他校・異校種他校などに広げていこうとする試みである。異学級・異学年・他校・他校種との交流は、「異質なものとの出会い」の場の創出と位置づけられる。ICTの活用によって、このような交流のハードルを、ハード面で低くすることができる。この特長を活かした授業実践を構想・実践し、その様子を公開講座の場で示しながら、学習共同体を拡張することの可能性のみならず、ICTを介することで失われてしまうことなど、様々な側面からの議論を通して、ICTの活用についての知見を深め、共有することが本講座の目的である。

第1回では、「話すこと・聞くこと」の領域に焦点化し、授業実践を試みる。話し合いや発表について、普段接している学習者のみならず、教室外の学習者との交流によって、様々な側面から自身の言語活動を見直す契機を創出することが授業実践の目標である。公開講座の場では、話すこと・聞くことの領域を専門とする研究者が、授業実践について検討・講評を行うことでICTの長所・短所、従来の授業実践との差異や今後の展望などについて考察を深める場としたい。

モデレーター

上山伸幸

(創価大学)

登壇者(実践報告)

甲斐伊織

(学習院中等科)

登壇者(実践報告)

牧野太輝

(千葉大学教育学部附属中学校)

登壇者(指定討論)

若木常佳

(福岡教育大学)