ご案内
日本ヨーネ病学会への活動と参加のお薦め
日本ヨーネ病学会のご紹介
本学会は国際ヨーネ病学会(International Association for Paratuberculosis)と連携してヨーネ病に関する研究の推進と知識や技術の普及を通じて活動する、日本の学術団体です。
本学会は、ヨーネ病や関連領域に関する会員相互の知識及び技術の向上とその応用普及を図り、もってわが国の畜産振興ならびに安全畜産生産物の供給に寄与することを目的として2005年9月に動物衛生研究所のヨーネ病研究グループが中心となり設立されました。
■家畜保健衛生所の皆様へ:ヨーネ病をよく理解して日本のヨーネ病の撲滅をしていきましょう。
■臨床医や医学研究者の方へ:ヨーネ病は家畜の伝染病ですが、近年、ヒトの自己免疫難病の現金になっているのではないかという論文が増加しております。本学会に参加して、ヨーネ菌という新たなチャンネルで疾病の解明に参加して下さい。クローン病、多発性硬化症他、自己免疫病がターゲットです。
■大学院生・ポスドクの方へ:ヨーネ菌は偏性細胞内寄生性の抗酸菌です。結核やハンセン病、非定型抗酸菌感染症などと同様にまだわからないところがたくさんあります。抗酸菌は宿主に対する多様な免疫修飾作用を持つ抗原の塊です。免疫学、分子生物学、病理学的に研究課題の宝の山です。
日本ヨーネ病学会の活動について
本会は目的達成をするために次の事業を行ないます。詳しくはJSPの規約をご覧下さい。
1) 学術的情報の交換、普及
2) 集会の開催、資料の発行
3) 関連研究領域(獣医学、医学、生物学、免疫学、畜産学等)の交流促進
4) 国際ヨーネ病学会(International Association for Paratuberculosis)への活動参加および協力
5) 海外の関連組織との協力促進
6) その他本会の目的に必要な事業