ご寄附いただいた野菜や果物を、新鮮なまま動物たちに届けたい

クラウドファンディング第二弾

2019年4月26日 - 2019年5月31日

大型冷凍庫購入のため、

みなさまのご支援をお願いいたします。

目標金額

飼料用、大型冷凍庫購入のための費用 70万円

支援額

750,000円 (5月13日18:00)

無事目標金額を超えました。

ご支猿いただいた皆様、ありがとうございます!大型冷凍庫を購入した残りの金額は、動物たちのくらしをゆたかにするための何かに使わせていただきます。その内容は、後日、このサイトでご報告いたします。

日本モンキーセンターの現状について

日本モンキーセンターは、動物福祉や研究や保全に心をくだくスタッフや支援者のちからで運営されている施設です。自治体が市民サービスとして運営する動物園のように税金に支えられた施設ではなく、大きな企業による経営でもありません。動物の餌代、水道光熱費、施設の修繕費、飼育や研究に関わるスタッフの人件費など、通常の運営にかかる費用を当財団の公益事業だけでカバーすることは不可能で、多くの方々のご支援によって支えられています。

動物たちの食生活を豊かにしたい


本来、霊長類は、植物の葉や、果物、木の実、昆虫など、季節ごとに変わるさまざまなものを食べています。飼育下の動物たちにも、できるだけたくさんの種類の食べ物を、食べさせたい。厳しい予算の中、どうしたら飼料費を増やすことなく、動物たちの食生活を豊かにできるのか、飼料班のスタッフはいろいろな知恵を絞って、より多くの飼料を集めるための挑戦を続けてきました。

スーパーマーケットや八百屋さん、食品加工の企業などから、販売時や加工時に不要となる部分を譲っていただいたり、近隣の農家の方々から、台風で落果してしまった果物をいただいたり、その話を伝え聞いた農家の方から、販売に向かない果物や野菜をお持ちいただいたり、たくさんの方々からご支援をいただけるようになりました。

来園される個人の方々からも、家の庭でとれた旬の果物や野菜をいただいたり、私たちの予算では買うことのできない、珍しい果物や野菜をご寄附いただいたりすることも多くなりました。おかげさまで、日本モンキーセンターでくらす動物たちの毎日の生活は、以前と比べてとても豊かになっています

ニシゴリラのタロウさん

飼料の保管の問題

飼料として定期的に購入したり、ご寄附でいただいた野菜や果物は飼料倉庫の冷蔵庫で保管して、毎日、新鮮なうちに動物たちに届けられています。しかし、現在使っている冷蔵庫の容量は、あまり余裕がなく、たくさんの量の果物をまとめてご寄附いただいた際などには、入りきらないこともありました。また冷蔵庫では、鮮度を保てる期間はそれほど長くはありません。せっかくご寄附いただいた野菜や果物の鮮度を落とさずに、おいしいまま長期保存するためには大型の冷凍庫が必要です。

大型の冷凍庫があれば、たくさんご寄附をいただいたときや、安く購入できる時期に入手した果物を、新鮮な果物が少ない時期に動物たちに提供することができます。また、真夏の暑い時期に、動物たちにプレゼントしていた「カチコチフルーツ(凍らせた果物)」を、これまでよりも頻繁に作ることができるようになります。(これまでは、小型の冷凍庫と飼育スタッフの詰所にある家庭用冷蔵庫の冷凍室を使っていたので、イベントなど特別な時にしかあげられませんでした。)

果物の大好きなヒヒたちや、食べる姿が可愛いと話題のチベットモンキーが、おいしそうに頬張って喜ぶ姿を、来園された際やTwitterでもご覧いただける機会が増えるものと思います。どうか、大型冷凍庫の購入のため、みなさまのご支援をお願いいたします。