公開シンポジウム “途上国での活動経験をどう教育に生かすか”
日時:平成24年1月29日(日)
場所:ふしみやビル会議室、静岡市葵区
具体的な活動内容
「カンボジアでの青少年活動指導」 講師 松田 治
「日本は今後、東南アジアとどう向き合うか」 講師 共同通信社編集委員 遠藤 一弥
当講演会の予告は静岡・中日・朝日各新聞にて公表され、県民だよりでも箱枠で協会の活動が紹介された。翌日の静岡新聞では講演会の模様が写真付記事になった。
参加者 OB14名 一般32名 計46名
成果:
海外での活動経験者が生で直接県民に話しかけることは、普段テレビ等で断片的な情報にしか触れていない県民の国際理解を深めるのに役立った。そして、参加者が「自分でも何かできるのではないか」との意識を向上させるのに貢献した。
JICAシニアボランティア活動の認識が広まったのは言うまでもない。
県民講演会について宣伝と協力を得るために県庁各部局や県議会議員を訪問したが、結果として県職員や議員の間にシニアボランティア及びOB会活動への理解が深まった。
公開シンポジウム ”人を思いやる心の春風が世界を変える”
日時:平成23年11月19,20日
場所: 桜美林学園伊豆高原クラブ 伊東市
目的:
海外で活動してきたシニアボランティアは技術指導を通じて現地に貢献するばかりでなく、自分自身多くを学び国際感覚を養ってきた。 これらの国際的知見を静岡県民に広め理解を深めることと、各国に派遣されたシニアボランティアOBが帰国後も情報を交換し共有することにより、さらに高度の社会貢献できるよう研さんに励み自己を高めていくことを目的とする。
具体的な活動内容:
海外事情講演会 23年11月19日
「人を思いやる心の春風が世界を変える」
パラグアイ・シリア・ブータンなどでの木工教育指導を通じて世界を見る。
講師 井上雅夫
協会員のほか静岡市、伊東市からも一般県民の参加を得た。静岡新聞伊東支局からも取材があり、数日後の同紙東部版にて講演模様が記事になった。
参加者:OB12名 一般 8名 計 20名
公開シンポジウム ”モンゴル・国づくりへの「協力と交流」”
日時: 平成23年11月 3,4,5日
場所:アイセル21(3階) 静岡市葵区
目的
「地域外交」推進のため、静岡県とモンゴル・ドルノゴビ県は、平成23年7月29日、「経済や観光、教育など広範囲な分野で、交流と協力を行う」とした友好協定を交わした。今後、両県の結びつきは、ますます密になり、友好協力関係の具体的成果が期待されている.
このようなとき、本会は、技術援助のためJICAからモンゴルに派遣された会員を中心に、モンゴルでのJICAによるボランティア活動を広く地域に、そして一般市民に紹介する。それにより、ODA政府開発援助やJICAボランティア事業に対する一般市民の関心、理解をより深め、ひいては県の施策の側面支援につながることを目的とした。
具体的な活動内容
モンゴル写真展、モンゴル文化紹介展、モンゴル講演会
講演会 11/5 13時―15時30分
モンゴル・国づくりへの「協力と交流」
司会 SV 松村皐月
A.住んでみて分かったモンゴルのあれこれ
1.モンゴル 旧ソ連時代から民主化時代へ
日本の協力早わかりー日本のODA SV 永江史朗
2.シニア海外ボランティアの技術支援 SV 原 義廣
3.モンゴルで活動するシニアボランティアと仕事 SV 阿知波加世子
B.静岡県訪問団が見たもの、聞いたもの
4.モンゴル青年交流に参加して 焼津市立豊田小学校 教諭 杉山美紀
5.県友好提携記念ツアーの6日間 静鉄観光サービス 添乗員 松永充寿
成果:
大勢の一般県民に来場して頂き、川勝知事が推進する県民とモンゴルとの交流を広げる絶好の機会となった。
またこの催しを知って駆け付けてくれた元モンゴルで活躍したJICA青年協力隊メンバーが家族で応援に来てくれたり、静岡市内のモンゴル留学生が当初見学に来てそのうち参会者に説明し始めたり、会場受付にあたってくれたりと自然にこの催しを手伝うようになるなど、市民レベルの交流の場を作ることに役立った。
講演会においては、元モンゴル派遣シニアボランティア3名からモンゴルの実情を聞き、県交流団の参加者から交流の模様が話されるなど、モンゴルに対する関心が高まったと同時に、国際交流の重要性が認識されることになった。
OB参加者 3日間延べ20名
活動の対象者・参集者(人数):3日間延べ184名 内講演会 75名 総参加者:204名