大会長ご挨拶

第 24 回  ⽇本外傷⻭学会総会・学術⼤会 

 大会長 枡岡 浩二  社会医療法人財団互恵会 大船中央病院

この度、一般社団法人日本外傷歯学会 第24回日本外傷歯学会総会・学術大会を、2024年8月31日(土)~ 9月1日(日)に神奈川県横浜市の神奈川県歯科医師会館にて開催させて頂く事になりました。                                                                  開催日程について当初、例年行われている7月中旬で予定しておりましたがやむを得ない会場の都合により急遽変更となり、そのアナウンス及び開催準備が大幅に遅れましたことをまずお詫び申し上げます。関係各位には多大なるご迷惑をお掛けすることとなり、大変申し訳ありませんでした。その後多くの皆さんのご協力により開催の目処が立ち、心より感謝申し上げます。木村光孝理事長をはじめ、学会役員の方々には多くのご指導ご助言を頂き厚く御礼申し上げる次第です。

長く続いたコロナ禍がようやく落ち着きつつあり、いまだアフターとは言い切れずウィズコロナの状況ではありますが、やはり対面での開催でしか味わえない臨場感が大切と思い昨年に続き対面開催といたしました。感染対策に充分配慮しながら準備開催いたしますので、久しぶりに足を運ばれる会員各位におかれましては充実した横浜での時間をお過ごし頂ければ幸いでございます。

今回の大会テーマは、日常臨床における受診者の多様性を考慮し[全身疾患の中での外傷歯]といたしました。手技・各論はもとより、患者を診る時その患者の全身状態を把握することが求められている時代、そのことを再考出来るきっかけになれればと思います。

教育講演としては神奈川歯科大学臨床教授の三橋晃先生に外傷歯とその保存的歯科治療について、また特別講演として多摩大学客員教授の水木さとみ先生に心理学の側面から外傷におけるメンタル対応について、京都大学教授の廣田誠先生に外傷後のインプラント治療についてのご講演を頂く事になっております。また横浜らしさを感じられるランチョンセミナーも準備しておりますので、みなさん奮ってご参加頂けますよう何卒よろしくお願い申し上げます。