ご 葬  儀  に  つ  い  て

寺院維持へのご協力のお願い

当寺境内に墓地をご利用の方(檀徒)は、契約第1条に基づき当寺に葬儀・法事のご依頼をお願いします。葬儀・法事のお布施等によって、現在、室町時代から続いた当寺は、皆様のご協力のもと、維持・運営されております。

ご葬儀について

当寺に墓地をご利用の方は、墓地利用契約に基づき、必ず当寺に葬儀をご依頼くださいいわき市外の遠隔地であっても、コロナ禍であってもご連絡ください。当寺住職、或いは当寺住職より依頼された僧侶が参ります。

ご葬儀の流れ

以下は、当寺がご葬儀を執り行う場合の、基本的な流れです。遠隔地や荒天など諸事情により、変化する場合もあります。他のお寺さんの流れについては、そのお寺さんにお尋ねください。

当寺檀信徒の方は、不幸にもご家族がお亡くなりになり、ご自宅あるいは葬儀会館等に搬送された際、当寺までご連絡ください。「枕経」を実施するとともに、故人のあの世への旅立ちの準備のお勤めを執り行います。その際、戒名や引導法語作成のため、ご家族に故人のお話をお伺いします。

ご自宅等での納棺の際に、住職(代理の場合も)が出向いて納棺(出棺)のお勤めを行います。その際、戒名の紹介・説明をいたします。通夜より前に火葬を行う場合、合わせて授戒・血脈授与式を執り行います。なお、新型コロナウイルス感染症感染防止のため、当面の間、納棺には伺っておりません。

通夜よりも先に火葬を行う場合、火葬場で火葬前のお勤めを執り行います(炉前読経)。

葬儀会館等で通夜を執り行います。参列者が最も多いのがこの時です。

本堂や葬儀会館等で葬送儀礼を執り行います。後火葬の場合、葬送に先立って、授戒・血脈授与式を執り行います。

葬儀後の告別式終了後、当寺本堂にて、初七日(から49日・百か日までの場合も)の後供養を執り行います(後火葬の場合は火葬・収骨終了後)。雨天等諸事情により、葬儀会館等で執り行う場合もあります。

当日納骨の場合、本堂での後供養終了後、お墓にお骨をお納めする法要を執り行います。雨天等の場合、後日に延期になります。日程等はご相談ください。墓碑に戒名等を彫られる方は、地元の石材業者(いわき石材工業組合加盟業者等)にご依頼ください。

※葬儀終了後、五七日~七七日の間に位牌開眼・49日忌法要を本堂にて執り行います。合わせて納骨法要を執り行う場合もあります。日時等をご相談ください。

葬儀事前相談のススメ

可能な限り、事前にご葬儀について当寺にご相談ください。葬儀会社とは違う視点から提案します。例えば、お寺で一日葬(※要前火葬)を行う場合、寺院外では大きなウエイトを占める祭壇費はいただきません。相談料はお彼岸・お盆等でのお布施に含まれておりますので、いただきません。事前に相談日時をお電話等でご予約ください。

葬儀相見積もりのススメ

以前に1つの葬儀会社に事前契約してそれで安心されていませんか? 互助会の場合、積み立てた金額だけでは葬儀費用の全ては賄えません。ほぼ必ず追加費用が発生します。葬儀会社は互助会だけではく、地域密着の葬儀会社にも相談して相見積もりをもらうことも、のちのちのご家族の安心につながります。