ベングリオン空港到着から入国まで解説


入国までの流れ

❶ 空港到着、入国カードを入手

❷ 入国審査

入国カードを使いゲート通過

荷物受け取り荷物の通関

到着ロビー

ATM/両替 : イスラエル通貨を入手

以上の項目それぞれを詳しく解説します。

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国際空港到着
「入国カード発券機」から入国カードを入手

飛行機から出た後、ターミナル棟まで歩いて進んでいただく途中に、下の写真のような「入国カード発券機」があります。

発券機のスキャナー部分に自分のパスポートを読み込ませると、日本語の案内が表示されます。 案内に従って「入国カード(青色)」を発券入手してください(※発券機のディスプレイには「国境通行証」と日本語表示されています)。

もし、ディスプレイに「✖」表示されて発券されない場合は、係員がいる赤い案内カウンターでパスポート、飛行機のチケットを提示すると対応してもらえます(写真参照)。 入国カードを入手したら、そのまま先に進みます。

  〈 入国カード発券機と赤い案内カウンター〉 カウンターの奥に係員がいます  

〈 入国カードの見本 〉 この後の入国審査が終わってから、ゲートを開いて通過するために「入国カード」のバーコード部分を使いますので大切に保管してください。

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〈 下の写真の、長~い下り坂の奥が入国審査です 〉

入国審査場に向かって歩いている途中で、通路に立っている係官から英語で質問されるかもしれませんが、本校から事前配布した Letter of Invitation (招待状)を見せてください。

保安上の理由により、係官は業務として質問を行います。係官に対し反抗や口論をしないことが大切です。落ち着いて淡々と対応して下さい 。ヘブライ語で「こんにちは」は「シャローム」、「ありがとう」は「トダ」です。覚えておくと便利です。

一番奥に下っていくと入国審査があります

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入国審査

進んで行くと、人が並んでいる入国審査の列があるので、適当な列に並びます。(ボックスの上にForeign passport表示があれば、その列に並びます。)

列の先には、審査官が座っているボックスが複数並んでいて、ひとりずつ審査の質問を受けます。 時折りですが、審査官から何も質問されない人もいます。 

なお、アラブ諸国の出入国履歴がパスポートにある場合、別室での尋問が行われることがあります。

イスラエルの入国審査では通常しっかり質問されます。

しかし、心配はいりません。英語を話せなくとも下の赤く記載した【本校からのアドバイス】ように対応すればだいじょうぶです。

    (通常のやりとりを説明します)

先ず、審査官にパスポートを渡します。 審査官の質問は英語です。 英語が不安な方は同行者 (配偶者やツアー仲間)と一緒に並んでチェックを受けることもできます。 受ける質問は主に次の通りです。

早ければ数分程度で終わります。

本校からのアドバイス
審査官の前では 友好的な態度で

パスポート
❷ 日本出発前に届いている Letter of Invitation(招待状)

を提示してください。入管職員が知りたいコト全てが記載されています。

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入国カードを使いゲート通過
入国カードは大切に保管

審査官から無事OKとなるとパスポートとLetter of Invitation(招待状)が返却されます。 

この後は、審査ボックスの後ろにあるゲートまで進み、「入国カード」のバーコード部分をスキャナーにかざして通過した先に、預け荷物を受け取るターンテーブルがあります。 

※ サイズの大きな荷物、ダンボ―ル箱などスーツケース以外の荷物は、出口に向かって後方の専用ベルトコンベヤーから出てきます。


入国カード」 は入国許可のスタンプにあたります。 パスポートに入国スタンプは押されません。

●「入国カード」 はパスポートに挟んで大事に保管しておきましょう。 

ホテルでチェックインする時、「パスポート」と「入国カード」の提示を求められます

●イスラエルを離れるまで「入国カード」 を捨てないでください。

解説: アラブ諸国とイスラエルは対立関係にあり、パスポートにイスラエルの入国スタンプが押印されているとアラブ諸国では入国拒否される場合があります。こういった事情があるので、イスラエルではパスポートにスタンプを押印せず、替わりに入国カードを渡す方式になっています。


あなたのパスポートに下記アラブ諸国の入国/出国スタンプがある場合、イスラエルへの入国がかなり難しくなります。

レバノン・シリア・イラン・イラク・リビア・サウジアラビア・スーダン・イエメン・ソマリア

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荷物受け取り、荷物の通関

 ❺ 到着ロビー

Baggage Claim (バゲッジクレーム :スーツケース・トランクケース荷物受取所)でクルクル回転しているターンテーブルから自分の荷物を見つけて取ったら、到着ロビーに向かいましょう。場合によっては、ロビー玄関に行く前に、手荷物検査のため通関(Customs)の担当者に呼び止められる入る人もいます。
ここを抜けた向こうの出口の先が到着ロビーです。


注意 スーツケース(トランク)以外サイズの大きな荷物、ダンボ―ル箱などの荷物は、出口に向かって後方の専用ベルトコンベヤーから出てきます。


写真〈 荷物受け取りターンテーブル 〉と〈 税関Customsを通り抜けると出口 〉

これで入国は完了です。  到着ロビーでプラカードを手に持ってお待ちしています。 これまで説明した入国審査~到着ロビーまでの流れを図示しておきます。

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❻ ATM・両 替 : イスラエル通貨を入手

空港から出る前に両替をしてイスラエル現地通貨(シェケル)を持っておきましょう。 アメリカドル(US$)もイスラエル国内で普通に使用できますが、お釣りは現地通貨シェケルで戻ってきます。


●ATM下の写真のように、壁に設置されています。


両替所到着ロビーに入ってすぐ目の前に、Bank Hapoalimというイスラエルのメガバンクが運営する両替所があります。


●SIMカード販売スマホで必要ならご利用ください


イスラエルはカードやキャッシュレス化が日本よりは進んでいるものの、場所によっては現金支払いを求められることもあります (特にエルサレム旧市街など)。

不測の事態に備えて、少なくも5-6万円分 (1500-2000NIS)は現金で持っておきましょう。米国ドル( US$ )も普通に使えます、お釣りは現地通貨シェケルで返ってきます。空港で日本円から現地通貨シェケルに換金もできます。

 〈 ATM: 壁に設置されています 〉

イスラエルの紙幣 〉
20・50・100・200シェケルがあります。カラフルで綺麗で