卒論指導に関する講習会
学生を自発的な書き手にするための問いの技術
(進学しない学生の)卒論指導に困難を感じることがしばしば有ります。みなさんはいかがでしょうか。
この問題を解消するための講習会を次の要領にて行ないます。
主催 黒木邦彦研究室(神戸松蔭女子学院大学)
▼とき
4月26日 (月) 20:00--22:00
▼ところ
Zoom会議室
▼参加資格
卒論指導の負担が大きいと感じている教員の方
論文やレポートを書かせるための指導方法に迷っている教員の方
将来ゼミを持とうとしている大学院生やPDの方
「書き手を自発的にするための問いの技術」に関心がある方
▼参加費
無料
▼講師
青井隼人(国語研・AA研)
次の問題に関する講義を受けると共に、参加者同士で演習や議論を行ないます。
卒論指導において学生が感じる困難
研究課題を見付け、科学的問いに昇華させること。
先行研究を整理し、現状の問題点を明確化すること。
字数稼ぎではなく、論証の為に作文すること。
卒論指導において教員が感じる困難
ゼミが盛り上がらないこと。
学生が自分の研究課題以外(≒ 同級生の研究課題)には関心を持たないこと。
ゼミ生が複数いながら、一対一の指導に終始してしまうこと。
プログラム
以下のような内容を扱いました。
学生が卒論執筆で迷子にならないようにするためにまずすべきこと
卒業論文のテーマ(トピック / 論点)を絞り込むための問いかけの技術
卒業論文に適した問い(テーマ / トピック / 論点)の形
問いの形に即した論理展開のテンプレート
卒業論文としてふさわしいテーマ(トピック / 論点)を選択する上で考慮すべきこと
当日の様子