2024.11.15
2024.10.30
10月30日に、みなとみらいにあるY-PORTセンター公民連携オフィスGALERIOにて、国際農業開発基金(IFAD)日本連絡事務所とIYCJの共催で、IFAD Youth Club Japan 設立記念イベントが行われました!
本イベントのプレスリリース(IFADより発出)はこちらからご覧いただけます。(日本語版はこちら)
IYCJの設立を正式にお披露目する機会を持てたこと、嬉しく思います。
まず、開会挨拶としてIFAD日本連絡事務所代表の加藤真理子氏、そしてIFAD対外連携・資金動員部ドナー国連携ユニット長であるフェデリカ・チェルリ・イレリ氏からご挨拶を頂き、横浜市国際局グローバルネットワーク推進課課長の赤坂真司様からもお祝いのご挨拶を頂戴しました。
続いて、IFAD日本連絡事務所のインターン生からIFADの活動紹介のプレゼンテーションがありました。今年9月に第一号案件をローンチした民間セクター・小規模生産者連携強化(ELPS)イニシアチブについての説明もあり、改めて、国際社会及び日本におけるIFADの役割について再確認できる内容でした!(当日放映したELPSイニシアチブに関する動画はこちらから)
当日の会場の様子
IFAD日本連絡事務所代表加藤真理子氏による開会挨拶
IFAD対外連携・資金動員部ドナー国連携ユニット長であるフェデリカ・チェルリ・イレリカ氏による挨拶
横浜市国際局赤坂課長によるご挨拶
IFAD日本連絡事務所インターンのお二人によるIFADに関するプレゼンテーション
そして、IYCJの活動を紹介するプレゼンテーションを行いました。
はじめに、クラブリーダーからIYCJの団体概要やミッションについて説明した後、各活動班のメンバーからこれまでの活動について報告しました。今年の春に活動が本格始動して以降、5つの活動班が始動し、各班が設立記念イベントまで試行錯誤しながら走り続けてきたことが伝わっていたら嬉しいです!
本イベント開催にあたってこれまでの活動に対するメンバーの声も集め、大きなイベントにも参加できる点や、IFADとパートナーシップ関係にあるからこそ、国連キャリアについての理解を深められることに充実感を覚えているという声や、農業・食料問題について大学で専門としている人も専門でない人も発展した学びを得られているという声もありました。
今後のビジョンとしては、引き続き現在の活動班を継続していくとともにoutputの活動や外部団体との連携も促進していく予定です✨
(各班の詳細は☀️こちら☀️)
クラブリーダー✨
広報班でSNSを運営する
メンバー🍀
input research班のメンバー📒
アジアスマートシティ会議で
実際に登壇した3人より報告🌏
そして、日本より一足先に設立されているカナダの「IFAD Student Club」からお祝いのビデオメッセージをいただきました。IYCJのメンバーからも、カナダのStudent Clubのメンバーと交流したいという声が以前よりあり、今後交流・連携の機会を設けられたらと考えております!
カナダの「IFAD Student Club」からいただきました、ビデオメッセージの和訳はこちらからご覧いただけます✨
最後に、質疑応答を行って閉会し、メンバーと会場にお越しいただいた皆様で集合写真を撮りました📸
閉会後も、多くの皆様から称賛や激励の言葉をいただき、大変嬉しかったと同時に、IYCJの活動に多くのご関心をお寄せ頂いていることを実感致しました。
また、本イベントに際して、IFADローマ本部、外務省、農水省より寄稿を頂戴し、当日プログラムに掲載させて頂きました(以下)。
IFADローマ本部 対外連携・資金動員部 部長
ロン・トーマス・ハートマン 様
国際農業開発基金(IFAD)を代表し、IFAD Youth Club Japanの設立を心からお祝い申し上げます。私たちは、世界的な課題に取り組む上で、ユースが果たす役割を非常に重要視しています。持続可能な取り組みの発展や食料安全保障の確保には、ユースの創造力とコミットメントが欠かせません。
農業や食料システムにおけるユースの参加を促進するための行動が、今まさに求められています。世界の人口が増加し、農業の生産性が低下するなかで、ユースが自分たちだけではなく次世代の食料安全をも支える中心的な役割を果たすことが期待されています。IFADは、ユースが活発に活動し、地域社会に貢献するために必要なリソースを提供しています。また、政策・意思決定の場において、ユースの参画拡大に向けた取り組みを進めており、これにより、ユースが自らの課題に向き合い、意見を発信し、政治的な影響力を高めることが可能となるよう支援しています。
IFADは、IYCJの皆さんの目標の実現に向けて尽力してまいります。共に、より持続可能な未来を築いていきましょう。
外務省 国際協力局 地球規模課題総括課長
安藤 重実 様
IFAD Youth Club Japan設立記念イベントの開催を心からお祝い申し上げます。世界の食料安全保障は、気候変動や感染症を始めとする地球規模課題の深刻化等に脅かされており、大きな困難に直面しています。そのような中、IFADは、強靱で持続可能な農業及び食料システムを実現し、貧困撲滅や飢餓ゼロといったSDGsを達成する上で重要な役割を担っています。国際社会としてSDGs達成に向けた努力を加速する必要がある中で、特にユースは2030アジェンダやその後の社会のあり方に関する議論の中核を担う存在です。9月にニューヨークで開催された「国連未来サミット」においても、ユースが重要なテーマの一つと位置付けられ、ユースの意味ある参画を国内外で強化していくことが成果文書に盛り込まれました。この点、IFAD Youth Club Japanのイニシアティブは、農業分野におけるユースの参画を強化するものであり、大きな期待を寄せています。本イベントへの参加の経験が、皆様の将来につながる実りあるものになることを願っております。
農林水産省 輸出・国際局 国際戦略グループ長
米田 立子 様
現在、世界が抱える様々な問題の中でも、食料問題は最も複雑で深刻な問題の1つです。飢餓に直面する人々が7億8,300万人にも達している理由は何か、そもそも世界の食料は足りているのかいないのか、食料が廃棄されているのが問題なのか、分配の問題なのか、誰に何ができるのか。現在、この問題に対しては、持続可能な開発目標(SDGs)に向けて、世界各国や国際機関が連携しながら解決に取り組んでおり、もちろんYouthも重要なプレイヤーです。
このIFAD Youth Club Japanに参加されている皆さんは、一人一人がこの問題の解決に向けたリーダーです。皆さんの行動力や情報発信力を武器にすれば、課題解決に向けた輪は国内にも、国外にも広がります。そうして培ったYouthのネットワークをもとに、持続可能な食料・農業システムの構築という世界の共通課題に対し、ゲームチェンジャーとなる解決策を我々と見つけていきましょう。
⇧ 当日プログラム(ページ全体を拡大することで拡大してご覧頂けます。) ⇧
🌟ギャラリー🌟
参加者の皆さんと一緒に全体集合写真📷
展示ブースは毎回パワーアップしています😊
来場者の方からご質問も頂きました!
メンバーで記念撮影📷
平日で対面参加できなかったメンバーも多いので、今後のイベントでの交流に期待です!
食品ロスチームが取材させていただいた
「青果ミコト屋」さんのリンゴジュースを
メンバーや来場者の皆様でいただきました🍎
閉会後、横浜市国際局の赤坂課長より
温かいメッセージをいただきました!
イベント後にはIFADローマ本部のフェデリカさんと
懇親会を行いました✨キャリアに関するお話など様々な楽しい
お話を伺うことができ、大変有意義な楽しい時間でした。