日本-IIASA ジョイントセミナー in 横浜
2025.04.11
2025.04.11
2025.03.18
3/18 に有志メンバー4人が三溪園にて国際会議「日本-IIASA ジョイントセミナー in 横浜」のエクスカーション企画でプレゼンテーションを行いました。本企画は横浜市主催の企画でIPCC(気候変動に関する政府間パネル)関係者の方に、IYCJの活動を通して学んだことやユースの視点から伝えたいことをまとめて「GHG(green house gas) ×Mottainai(もったいない) × Youth」をテーマに発表しました。またプレゼンの内容に合わせて模型も作成しました。
↑作成した模型と提供したお菓子
プレゼンの内容について少し紹介します。
まずはユースとして活動するメリットと難しさを、各班のリーダーへのアンケート結果をもとに以下のようにまとめました。
メリット:様々な人からサポートを受けられることや利益を出すことを目的としないため、動きやすいこと、考えたことを行動に移しやすいこと
難しさ:スケジュール調整の難しさや、社会的経験が豊富でないこと
次に日本における温室効果ガスに着目し、大きく土地利用方法と食品生産分野の二つにわけ、日本での課題と現在行われている取り組みを紹介しました。
①土地利用:
特に多様性が低い人工林においては、樹木の高齢化が進むと二酸化炭素吸収量が減ってしまったり、耕作放棄地からはメタンなどの温室効果ガスが発生してしまったりなど、里山、耕作放棄地の管理が課題になっています。適切に管理すれば温室効果ガスを削減できるため、もったいない」例の一つとして紹介しました。また、これらを管理する人の高齢化が進んでいることから、ユースの参画が有効だと考えています。
②食品生産分野:
日本人の主食である米を生産するときも温室効果ガスが発生します。日本の田んぼの水管理の方法とともにその影響について、IPCCが提示したモデルと比較しながら紹介しました。
また、食品ロスは、廃棄する際に二酸化炭素を排出することからロスの削減が求められています。input research班で行った取材を通して学んだ、食品廃棄の理由、そして食品ロスを減らすための取り組みを紹介しました。取材を通して出会った規格外品を使用した商品(どらやきとパウンドケーキ)を紹介し、参加者の方にも差し上げました。規格外品を使った商品の販売など様々な取り組みが行われていますが、ユース世代として、それらの取り組みをつなげる役割を果たし、社会全体でより大規模に解決へ向けた行動を推進できるような仕組みづくりに貢献したいと考えています。
プレゼンの後には意見交換の時間があり、IPCC関係者の方とどのように社会課題を解決していくことができるかについてお話しすることができました。私たちのプレゼンテーションに対してフィードバックを頂いた後で、私たちから気候変動を解決していく上で重要なことを伺いました。科学の知識を一般の人に的確に分かりやすく伝えていく存在が必要であるといったIPCCの方々のご意見を伺うことができ、学びの多い時間でした。
普段活動している班も異なり、またメンバーの活動拠点が関東と関西で分かれていたため、オンラインで全て準備する必要があり、大変な面もありましたが、気候変動問題の海外の専門家の方に発表して、喜んでいただくことができ、更にその後に直接お話を伺うことができたことは非常に有意義な経験でした。
↑プレゼン後の意見交換の様子
(高辻、酒井)