2024. 12. 19.
卒業生の相馬さん、小野さんによる相分離した混合溶液のワンポットゲル化による二層ゲル合成に関する論文がPolymer Journalに11月23日付で採択され、この度オンライン公開されました!トルエンと水のように互いに混ざりにくい混合溶媒系を同時にゲル化させることで、大きく特徴の異なる二層構造を持ったゲルを得るという反応系について報告しています。得られるゲルは選択的な膨潤や異方変形などの特徴的な挙動を示すことができ、構造拡張性も広いことが特徴です。この研究では、有機複合材料分野の木田拓充先生に動的粘弾性測定や力学特性の解釈についてのサポートをいただきました。
A paper on "Facile synthesis of bilayer gels by one-pot radical polymerization" by R. Soma and I. Ono was accepted for publication in Polymer Journal! In this paper, we achieved the facile synthesis of bilayer gels consisting of layers with highly different polarity by one-pot radical polymerization using phase-separated binary solvents.
2024. 12. 07.
キャンパスプラザ京都で開催された第18回高分子合同研究会に学生たちが参加しました。岡田くんが口頭発表を行うとともに、参加研究室の方々と交流を深めました。間の悪いことに伊田は当日発熱のため欠席でした。。。
We participated in the 18th Joint Meeting on Polymer Synthesis held at Campus Plaza Kyoto.
2024. 11. 25.
学部3回生9名が高分子機能設計分野に仮配属されました。学生実験の一環で研究セミナーと練習実験を行いながら、卒業研究テーマを決めていきます。
9 bachelor students (3rd year) joined the Polymer Chemistry Laboratory for an internship. Welcome!
2024. 11. 17-21.
沖縄・万国津梁館で開催された14th International Gel Symposium (Gel Sympo 2024)に参加し、伊田が招待講演、M2の2人がポスター発表を行いました(発表リストはこちら)。今回、伊田は委員の1人として運営にも関わらせていただきました。都市部から離れたクローズドに近い環境で、久しぶりにお会いできた海外の方や初めて話をできた方もいて、普段よりも密なディスカッションができる実りある期間になりました。参加した学生2人も、他大学の人たちとの交流を楽しんでくれていたようです。
Ida gave an invited talk and 2 students presented posters in 14th International Gel Symposium (Gel Sympo 2024) held at Bankoku Shinryokan (Okinawa).
2024. 11. 14-15.
京都のみやこめっせで開催された第33回ポリマー材料フォーラムに参加し、研究室紹介ブースを出展しました。また、M2の中村くんが年次大会ポスター賞受賞者として招待を受け、研究紹介ポスターの展示を行いました。
We exhibited a booth introducing our laboratory in The 33rd Polymer Materials Forum held at Miyako Messe, Kyoto. In addition, K. Nakamura was invited for the forum to present his research as the awardee of the poster award in The Annual Meeting.
2024. 11. 02-03.
名古屋工業大学で開催された第55回中部化学関係学協会支部連合秋季大会に参加し、M1の2人が口頭発表を行いました(発表リストはこちら)。初めての発表を行った人もいて、緊張感もありましたが、次に繋げていただければと思います。
We had presentations in The 55th Annual Meeting of Union of Chemistry-Related Societies in Chubu Area, Japan.
2024. 10. 29.
分担執筆した書籍「リビング重合技術:高度な制御を可能にする精密重合と応用展開」がサイエンス&テクノロジーから刊行されました。伊田は金岡先生とともに第3章第8節「リビング重合技術による高分子ゲル網目構造の精密設計・機能創成」を担当しています。
The book, "Technology of Living Polymerization", where Prof. Kanaoka and Ida wrote the Chapter on design of polymer gels using living polymerization, was published from Science & Technology.
2024. 10. 25.
兵庫県立大学・遊佐真一先生の研究室との合同研究会(第7回県立大学高分子合同研究会「キャッスルミーティング」)をキャンパスプラザ京都にて行いました。両研究室の学生さんによる口頭発表・ポスター発表が行われ、活発に交流できた楽しい時間になっていたかと思います。
The 7th "Castle Meeting" with Prof. Shin-ichi Yusa Group (Univ. of Hyogo) was held at Campus Plaza Kyoto.
2024. 09. 25-27.
新潟大学で開催された第73回高分子討論会に参加し、口頭発表2件、ポスター発表5件を行いました(発表リストはこちら)。今回の発表では学内外のさまざまな方々との共同研究成果を報告させていただきましたが、さらにそこから共同研究が広がりそうな話題もあって、充実した時間となりました。
We had presentations in The 73rd Symposium on Macromolecules held at Niigata University.
2024. 08. 23.
同じ学科に所属する加藤真一郎先生らとのチエノピロール縮環チアジアゾール誘導体の自己集合挙動に関する共同研究論文がChem. Asian J.にアクセプトされ、この度オンライン掲載されました!自己集合・超分子重合挙動に関する測定のお手伝いをさせていただきました。
A full paper on "Self assembly of thienopyrrole-fused thiadiazole derivatives", collaborative work with Prof.S-i. Kato (USP) was accepted for publication in Chem. Asian J., and published online!
2024. 08. 06-07.
伊豆山研修センターにて開催されたゲルワークショップ イン 伊豆山にM2西墻さん、B4中本くん・原田さんと伊田が参加しました。合宿形式で行われるゲルワークショップはコロナ禍で中断していましたが、昨年度にリニューアルして復活しました(昨年は伊田が世話人として滋賀で開催しました)。今年も学生さんたちを中心に活発に交流を深める良い機会になっていて楽しい時間を過ごせました。世話人を務めていただいた片島拓弥先生・増田造先生(東大)に御礼申し上げます。
We participated in "Gel Workshop in Izusan" held at Izusan Learning Center.
2024. 08. 05.
卒業生の橋口さん、村井さん、矢野さん、M2の中村くんによるウレタン基含有モノマーの導入を利用したポリマーの水中における温度応答性制御に関する論文がPolymer JournalのFront Coverに選出されました!今回のイラストは株式会社ヤップの小坂様に作成いただきました。
A paper on "Systematic variation of thermoresponsive behavior of polymers in water by utilizing a comonomer embedding urethane group" by R. Hashiguchi, Y. Murai, K. Yano and K. Nakamura was selected for Front Cover of Polymer Journal! We deeply thank Mr. Kosaka Yap Co., Ltd. for designing the artwork!
2024. 07. 20-21.
オープンキャンパスにてゲルの体験実験を行い、多くの中高生や保護者の方々にお越しいただきました。
We presented our hydrogel materials to high school students at Open Campus of USP.
2024. 07. 11-12.
兵庫県民会館で開催された第70回高分子研究発表会(神戸)に参加し、M1の3人が口頭発表を行いました。発表リストはこちら。3人とも学会デビューで緊張もあったように見えましたが、しっかり伝えたいことを話し、良い議論ができていたように思います。
We had presentations in The 70th Annual Kobe Polymer Research Symposium.
2024. 07. 01.
M2の中村海人くんが第73回高分子学会年次大会優秀ポスター賞を受賞しました!おめでとうございます!!大学HPでも紹介されています!
Kaito Nakamura received 73rd SPSJ Annual Meeting Poster Award!
2024. 07. 01.
研究提案が高橋産業経済研究財団令和6年度研究助成に採択されました。財団および選考委員の皆様に御礼申し上げます。「低エネルギーで多種機能を同時・自在に変化させる高分子ゲル材料の創出」として新たなゲル材料創出に関する研究を進めていきます。
Our research proposal on design of gel materials exhibiting multiple function changes in response to low energy stimuli was accepted for Research Grant by Takahashi Industrial and Economic Research Foundation!
2024. 06. 14.
研究提案が池谷科学技術振興財団2024年度研究助成に採択され、東京會舘にて行われた贈呈式に出席させていただきました。財団および選考委員の皆様に御礼申し上げます。「高密度な自由末端鎖間の相互作用に基づいて水中でも高い強度を維持するヒドロゲルの開発」として新たなゲル材料創出に関する研究を進めていきます。
Our research proposal on design of tough gel materials even in highly humid conditions by interaction between highly dense dangling chains was accepted for the 31st Research Grant by Iketani Science and Technology Foundation!
2024. 06. 05-07.
仙台国際センターで開催された第73回高分子学会年次大会に参加しました。M2の全員が発表を行いました。発表リストはこちら。来年からは年次大会がオンラインになるということもあってか、多くの人が参加していて、久しぶりの方々にも会えることができました!
We had presentations in The 73rd SPSJ Annual Meeting held at Sendai International Center.
2024. 06. 01.
株式会社リバネスが刊行している「研究応援」にインタビュー記事が掲載されました!Vol. 34の51ページです。東洋紡高分子科学賞に関連して取材いただきました。執筆いただいた磯貝様をはじめ、リバネスの皆様に御礼申し上げます。無料でダウンロード可能です!
The interview with Ida appears in "Research Support" published by Leave a nest Co., Ltd.!
2024. 05. 07.
卒業生の橋口さん、村井さん、矢野さん、M2の中村くんによるウレタン基含有モノマーの導入を利用したポリマーの水中における温度応答性制御に関する論文がPolymer Journalに4月5日付で採択され、この度オンライン公開されました!ヒドロキシ基を持つ前駆体モノマーから簡単に合成可能なウレタン基を持つモノマーを用いて、前駆体のヒドロキシモノマーと共重合すると、ウレタン側鎖に基づく水素結合および疎水的性質により温度応答性をポリマーに付与できることを報告しています。さらにこのポリマーでは、分子量や組成、末端基、ウレタン側鎖などの構造を変えることにより、多様に応答温度を変えることができることを示しました。
A paper on "Systematic variation of thermoresponsive behavior of polymers in water by utilizing a comonomer embedding urethane group" by R. Hashiguchi, Y. Murai, K. Yano and K. Nakamura was accepted for publication in Polymer Journal! In this paper, we demonstrated that a copolymer containing monomers with urethane groups exhibits LCST-type thermoresponse in water. In addition, the thermoresponsive properties of the urethane copolymers can be widely tuned by designing structural factors including molecular weight, composition, terminal groups and urethane side groups.
2024. 05. 07.
イリジウム錯体を導入したナノドメイン構造を持つゲル触媒による選択的有機反応に関する論文がPolymer JournalのFeatured Articleに選出されました!6月5日までどなたでも無料で読めるとのことです。
Our paper on "Selective organic reactions catalyzed by polymer gels containing iridium catalysts in the nanodomain structure" was selected for "Featured Article" in Polymer Journal!
2024. 04. 22.
卒業生の矢野さんとM2の中村くんによる、両親媒性交互共重合体が見せる特異な溶解挙動に関する論文がMacromoleculesに4月16日付で採択され、この度オンライン掲載されました!親水性モノマーと疎水性モノマーが交互に配列したポリマーが種々のアルコール中で温度応答性を示すことに加え、室温では水にもエタノールにも溶けないにもかかわらず、混合溶媒には溶解するという「共良溶媒性」を示すことを見出しました。この研究は京都大学の井田大地先生、領木研之先生、寺島崇矢先生との共同研究成果であり、SPring-8における測定をはじめ、溶液挙動に関する実験や考察において多大なサポートをいただきました。
Full paper on "Unique solution behavior of amphiphilic alternating copolymers" by K. Yano and K. Nakamura was accepted for publication in Macromolecules! In this study, we found the alternating copolymers consisting of hydrophobic N-ethylmaleimide and hydrophilic 2-hydroxyethyl vinyl ether exhibited thermoresponsive behavior in various alcohols. Surprisingly, this polymer showed cosolvency phenomenon: the polymer was soluble in the mixture of ethanol/water, despite being insoluble in each solvent at room temperature. This is the collaborative work with Prof. D. Ida, Dr. A. Ryoki and Prof. T. Terashima (Kyoto University).
2024. 04. 01.
研究提案が科学研究費補助金 基盤研究(C)に採択されました。「高湿潤環境でも高強度を維持可能な汎用ビニル系刺激応答性ゲルの創出」として、新規機能性ゲルの設計を進めていきます。
Our research proposal on novel design of stimuli-responsive gels with high strength even in highly humid conditions was accepted for JSPS Grants-in-Aid for Scientific Research (C)!
2024. 04. 01.
新たなメンバーと共に2024年度が始まりました。今年度は修士課程学生5名、学部学生3名と研究を進めていきます。
FY2024 starts with new members.
2024. 03. 26.
東洋紡株式会社総合研究所(大津市堅田)にて開催された第62回リバネス研究費 東洋紡高分子科学賞授与式に出席しました。当日は研究所を見学させていただくとともに、研究プレゼンを通じて東洋紡の方々といろいろなディスカッションをさせていただきました。また、特製の受賞盾もいただきました。東洋紡および株式会社リバネスの方々に御礼申し上げます。東洋紡からのニュースリリースはこちら。
Ida attended the ceremony of the 62nd Research Grant by Leave a Nest Co., Ltd., "Toyobo Polymer Science Award" at Toyobo Research Center!
2024. 03. 20.
学位記授与式が行われました。卒業された皆様、おめでとうございます!また、原田さんが優秀修士論文賞、佐藤さんが優秀卒業論文賞を受賞しました。こちらもおめでとうございます!!
The graduation ceremony of USP was held. K. Harada & N. Sato were awarded for outstanding master and bachelor thesis, respectively. Congratulations!!
2024. 03. 07.
研究提案が江野科学振興財団第35回研究助成に採択されるとともに、採択研究の中で最も高い評価を受けたことにより、江野科学振興財団賞を授与されました。3月7日に東京・経団連会館にて行われた贈呈式にも出席させていただきました。財団および選考委員、興国インテック株式会社の皆様に御礼申し上げます。「均一分散したゴム状ナノドメイン構造の機能により湿潤環境でも高い強度を保つゲル材料の創出」として新たなゲル材料創出に関する研究を進めていきます。大学HPにも記事が掲載されています。
Our research proposal on design of tough gel materials even in highly humid conditions was accepted for the 35th Research Grant by Eno Scientific Foundation and Ida was awarded for The Prize of Eno Scientific Foundation!
2024. 03. 01.
第62回リバネス研究費 東洋紡高分子科学賞に採択されました。株式会社リバネスおよび東洋紡株式会社の関連の皆様に御礼申し上げます。「両親媒性交互共重合体が混合溶媒中で示す特異的溶解性の包括的理解」として高分子の溶解挙動に関する基礎研究を進めていきます。
Our research proposal on solution properties of amphiphilic alternating copolymers in binary solvent systems was accepted for the 62nd Research Grant by Leave a Nest Co., Ltd., "Toyobo Polymer Science Award"!
2024. 02. 21, 28, 29.
2月21日に修論、28・29日に卒論発表が交流センターホールで行われました。M2とB4の皆様お疲れ様でした!
The defenses of Master and Bachelor thesis were held.
2024. 01. 26.
藤田健一先生(京都大学)らとのイリジウム錯体を導入したナノドメイン構造を持つゲル触媒による選択的有機反応に関する共同研究論文がPolymer Journalに2023年12月17日付でアクセプトされ、この度公開されました!
A paper on "Selective organic reactions catalyzed by polymer gels containing iridium catalysts in the nanodomain structure", collaborative work with Prof. K. Fujita (Kyoto Univ.) was accepted for publication in Polymer Journal!
2024. 01. 25-26.
東京大学武田ホールで開催された第35回高分子ゲル研究討論会に参加しました。M1の2人が初めての口頭発表を行いました。多くの質問をしていただけたとともに、いろいろ楽しい交流も深めることができました。
We had presentations in the 35th Symposium on Polymer Gels, SPSJ held at Takeda Hall, the University of Tokyo.
2024. 01. 01.
高分子学会誌「高分子」1月号にゲルのナノドメイン設計に関する記事が掲載されました!精密架橋高分子の特集号におけるトピックスとして、我々の最近の研究事例を紹介させていただきました。
Topics article on the design of nanodomain structure of polymer gels is published in January issue of "Kobunshi" (official journal of SPSJ)!