村上 佳織 

Kaori MurakamiOG

研究テーマ:

ショウガ科植物に含まれる

フェノール化合物の探索

一言紹介
 茨城県出身の、村上 佳織 (むらかみ かおり) です。筑波実験植物園に栽培されているショウガ科植物に含まれるフェノール化合物 (主にフラボノイド) を単離・同定し、その化合物が持つ機能性を調べています。

研究紹介
 私の研究対象であるショウガ科植物 ( Zingiberceae ) は、熱帯を中心に生息する多年生草本で、香辛料・薬用・食用として古くから利用されています。ショウガ科植物には有用な種が多くありますが、熱帯アジアでは現在も新種が発見されていて、成分分析が十分にされていない種もあります。そのような種の花を中心に成分分析を行い、機能性を調べています。ショウガ科植物における新たな天然物資源の探索に貢献することを目標に、研究を行っています。

ショウガ科シュクシャ属の一種 Hedychium spicatum

研究業績

<国内発表>
村上佳織・田中信幸・中根孝久・三宅克典・David Orr・岩科司・水野貴行.  2023. ハナシュクシャ属植物のフェノール成分とワイメア渓谷植物園におけるショウガ科コレクションの収集. 2022年度植物色素談話会, 茨城.

村上佳織田中信幸中根孝久三宅克典岩科司・水野貴行. 2023. ハナシュクシャ属植物に含まれるフェノール化合物.  日本農芸化学会2022年度大会, オンライン.

村上佳織石川祐子・田中信幸・中根孝久・三宅克典・岩科司・水野貴行. 2023. ハナシュクシャ属(Hedychium)に含まれるフェノール化合物の抗酸化性. 植物色素研究会第33回大会, 東京.