星野靖二 HOSHINO Seiji [→ Read & Researchmap ]
一番大きく取るならば宗教学、中間的には近代宗教史、最も狭くは近代日本宗教史の研究者です。
思想史的な対象へのまなざしを持ちつつ、しかし単に対象に沈潜するのではなく、時代的・社会的な問題への接地を常に意識して研究を行いたいと考えています。
最近は近代の日本において「宗教」がどのようなものとしてあったのかということを考えています。そうしたことを考えるための具体的な手がかりとして、明治期のキリスト教徒達と仏教徒達の相互交渉などを取り扱っています。
…近代における「宗教」言説の展開については既に一定の研究蓄積のあるところですが、ここ数年の間に自分がやってきたことを振り返ってみると、そうした「宗教」言説と特定の宗教伝統にコミットしている一部の宗教者達との関わりについて考えてきたように思います。
所属学会: 日本宗教学会、「宗教と社会」学会、日本思想史学会、キリスト教史学会、日本近代仏教史研究会、駒沢宗教学研究会、American Academy of Religion Association for Asian Studies
現在、國學院大学・研究開発推進機構・日本文化研究所・教授。博士(文学)。