J1 ビザ手続き関連

詳細な手続きについては全て米国ビザインフォメーションサービスのサイトに記載されています。以下は海外学振などの海外派遣制度を例にしたざっとした流れになります。

1. 受け入れ指導教官と連絡を取り申請書を出す

  • 海外学振制度の場合、機関受付の募集締切が4月であることが多いので2月くらいから連絡をとっておくと良いです

  • 先方から受け入れ意思のある旨があるレターに署名していただく

  • 頑張って申請書を書く(海外学振の場合、特に「なぜ海外機関で研究を行う必要があるのか」についてうまく分かりやすく書くことが重要になります)

*説得力のある申請書を書くためにも学生の内に海外に長期滞在して国際共同研究を進めることは大変重要です。海外経験の浅い方はまず足がかりとしてハワイ島ヒロにあるハワイ観測所に滞在してはいかがでしょうか?(しれっと宣伝)

2. 受け入れ受諾後

  • 海外学振などが採択されれば、可能な限り直ぐに受け入れ教官・マネジメントの方を通じて受け入れ機関の外国人留学生を担当する部署を紹介していただき、ビザの手続きを進めてもらいましょう。受け入れ教員が慣れてない場合もありますのでちゃんとビザの発行が必要な旨を伝える必要があると思います

  • パスポートのコピーなど書類を提出したのち、受け入れ先から訪問許可のレターとDS2019をもらいます。アメリカの事務処理関係は日本の感覚と比べてものすごく遅いです。ビザの場合、申請から届くまで最短でも2ヶ月近く待つことになると思いますのでアメリカのホリデーシーズンである12月上旬前には一度発行する部署と連絡をとっておくと安心です(進行速度は受け入れ機関によってかなり違いがあると思われます)

  • 届いたらインフォメーションサービスに記載の必要書類を揃えて大使館に面接予約をする(渡米1ヶ月を切ってしまっている場合はDS2019がまだ届いてなくても(後日送付で)面接できるようです)

  • 面接(適当にちょっと喋るだけ、余程怪しい身なりをしていなければ1分くらいで終わります)。ただし面接までに気の遠くなる程並んで待つ必要があります。また日によっては右翼の街宣活動がついてきます

  • 1週間くらい経つとビザのついたパスポートが届きます。面倒ですが、米国入国審査の際には毎度このパスポートとDS2019の両方を提示する必要があります。面接から渡航まで期日が殆ど無い場合は面接の際にその旨を伝えて、パスポートを郵送でなく大使館で受け取れるようにしましょう

3. TIPS