日本科学未来館での11月の参加型実験
2025年11月8、9、15、16日に日本科学未来館にて「多様な他者をどう捉える?」「誰と、いつ、協力する?しない?」「みんなと一緒に丸の数を答えてみよう!」という子ども達の認識世界を知る参加型実験を行います。一橋大学こども発達ラボからは須藤・鶴田が当日の担当メンバーとして参加します。
いずれも、意識されない心の世界を調べる実験です。皆さんのご参加をお待ちします。
予約は不要です。実験への参加費は無料です。
(常設展に入場された方が対象です。)
開催日
2025年11月8日(土)、9(日)、15(土)、16日(日)
時間帯(各日)
1) 10:15~11:00
2) 11:20~12:05
3) 12:45~13:30
4) 13:50~14:35
5) 14:55~15:40
6) 16:00~16:45
集合場所
常設展示「計算機と自然、計算機の自然」前(近くの黄色い腕章をつけたスタッフにお声がけください)
https://www.miraikan.jst.go.jp/exhibitions/future/
実施場所
日本科学未来館 4階 研究室
所要時間
約45分
対象
小学生(6~12歳)のお子さんとそのご家族
※ 実験に参加いただくためには同意書にご記入いただく必要があります。
また、本実験は全体の傾向を調べるものです。親子でどれくらい似ているかなど個別の実験結果に対する分析や回答はできません。
取得したデータは、個人情報を出さないよう配慮した上で、学術的・研究の広報等を目的として使用させていただきます。あらかじめご了承ください。
多様な他者をどう捉える?
異文化に関する情報を学ぶことで、その文化に属する人々に対する印象や理解がどのように変化するかを調べます。研究は所要時間約20分で、イラスト・写真を見てボタンを押すパソコン課題に取り組んでいただきます。
実験担当者
須藤 美織子(すどう みおこ)
国際基督教大学 心理学・言語学デパートメント 助教
一橋大学 客員研究員
誰と、いつ、協力する?しない?
本研究では、パソコンを用いた約20分間の「コイン獲得ゲーム」に挑戦していただきます。ゲームでは、画面に出てくる「あいて」と、「協力」または「裏切り」のボタンを選び、その組み合わせに応じてコインの獲得数が変化します。この課題を通して、参加者がどのような相手に対し、どのような状況で協力の選択をするのかを調べます。
実験担当者
鶴田 佳那 (つるた かな)
国際基督教大学・一橋大学 研究補助員
みんなと一緒に丸の数を答えてみよう!
本研究では、短時間、画面に現れる丸の数を答えていただきます。
その後、周りのキャラクターたちが、それぞれ何個だと思ったかを教えてくれます。
まわりのキャラクターたちの意見に、どれくらい振り回されて答えを出すか調べます。
実験担当者
岸本 励季(きしもと れいき)
中央大学研究開発機構 機構助教
主催
中央大学 文学部 山口真美研究室