2050年、私たちは43歳になるの。そのとき、海がどうなってるかって?
2050年、私たちは43歳になるの。そのとき、海がどうなってるかって?
この催しは終了いたしました。
世界の海の中にあるプラスチックごみは1億5000万トン、さらに約年間800万トン(重さにして、ジャンボジェット機 5 万機相当)が、新たに流入しているとの試算や、2050年には海洋中のプラスチックごみの重量が魚の重量を超えるという試算も報告されています。プラスチックは劣化すると粉々に砕けて「マイクロプラスチック」となり、こうなると回収も困難となり、生態系への影響も心配されます。
プラスチックの大半は貴重な資源である石油を原料として、多くのエネルギーを使って製造されています。適切に処理されたとしても、またリサイクルするとしても、その処理に多くのエネルギーを使用します。
2年前の守山市赤野井湾における滋賀県の調査では、琵琶湖の湖底ごみの75%がプラスチックごみという結果でした。また、琵琶湖にもマイクロプラスチックが存在することも分かっています。
琵琶湖は「私たちの暮らしを映す鏡」とも、「世界を見通す窓」とも言われます。琵琶湖のごみは、全て滋賀県から出されたごみであることを考えると、私たち一人ひとりにできることは、たくさんあると思われます。
そこで、私たちHCCグループでは、この問題を多くの方と共有するため、映画「マイクロプラスチック・ストーリー」のオンライン上映会と、オンライン座談会を開催することといたしました。
座談会では、この映画を製作された佐竹監督(ニューヨーク在住)をオンライン会場にお招きし、映画撮影の裏側の様々なエピソードを伺いました。また、滋賀県立大学の徳満勝久教授からプラスチックとエネルギー消費について、子どもさんにも分かりやすく解説していただきました。さらに、「琵琶湖とマイクロプラスチックについて」立命館守山高校2年の君付茉優さんに報告いただき、参加者のチャット投稿を交えてディスカッションしました。
アンケートから、参加者の皆様が感銘を受けていただいた様子が読み取れます。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
※令和3年度 滋賀県地域エネルギー活動支援事業として実施しました。
■映画「マイクロプラスチック・ストーリー~ぼくらが作る2050年~」オンライン上映会
【終了しました】
【期 間】2022年2月3日(木) ~ 2022年2月13日(日)
【参加費】無料
【参加者】申込ベースで180名+α(ご家族で視聴の方あり)
【主 催】NPO法人HCCグループ
【共 催】大津市市民活動センター
【オンライン映画上映会】視聴後アンケート結果
■吹替え版と字幕版、どちらをご覧になりましたか?
■映画はお一人で視聴されましたか?
■映画の感想など、何でも自由にお書きください!
(掲載許可をいただいた方のみ原文のまま掲載、了解を得られた方のみお名前・ご所属も掲載)
・学校で勉強したところよりもより詳しく環境問題について取り組んでいるニューヨークの小学校はすごいと思った。(りか・学生)
・子どもたちの素直な思いが政治や世間を動かしたことに感銘を受けました。当社の環境啓発イベントに参加した児童も、単純だけど大人をびっくりさせる良い意見を言う。「プラ製品を使わない日」は実践できると思った。(松本圭司・びわ湖放送株式会社)
・すばらしい映画でした。視聴できてよかったと実感しています。小学生の環境学習から、こどもの感性と知識の成長とともに、コミュティーへの提案と自分たち自身のアクションへ進む過程の素晴らしさに感動します。プラスチックは私たち自身が選んだものではなく、時代の進歩によって必然的にあたえられい依存してきたものと改めて知らされ、地球を守り人を含めた生態系と地球を守るためには、一人ひとりの意識と行動で社会の変容を起こす必要があると、この映画の子供達に教えられました。有難うございます。
・何度見ても感動して、涙が溢れる。海洋汚染問題だけでなく、民主主義の確かなプロセスを描いているところが胸を打つ。1時間超という短い時間に、これだけの内容をわかりやすく、しかもドラマチックに描いているのは奇跡の作品としか言いようがない。(菱山照治・映像クリエイター)
・お兄さんお姉さんが協力して行動したり発言したり、プラスチックフリーランチを開催したりが面白かった。観ていて楽しかった。(園児)
・日頃、小学校に出前授業に行かせていただいている立場で見せていただきました。
前半、とても分かりやすくまとめられていて、よかったです。子どもたちの頑張りは、自分事にしているところが素晴らしいです。(ノンタンママ・特定非営利活動法人大阪環境カウンセラー協会)
・ニューヨークの小学生が自ら調査し考え行動し発砲スチロールを廃止するストーリーは、普通のドキュメンタリー映画としても、とても楽しく鑑賞することができました。またマイクロプラスチック問題が子供にもわかりやすく描かれており、環境問題について考えることや行動を起こすことのきっかけにもなると思いました。ありがとうございました。(皿井一之・会社員)
・はるか昔ですが、滋賀県の使節団としてミシガンに行き州内各所を親善使節として回ったことがあります。映画と同じ黄色いボンネットバスで児童合唱団親善使節としてあちこち回りました。宿泊はホームステイと様々な大学寮。学生食堂での食事は高校生の私にはカルチャーショックそのものでした。正しく映画の様子と同じ風景でした。大量の料理と目の前に広がるプラスティック使い捨てこそが文化の象徴の世界でした。洗って何度も使う日本文化が遅れているとさえ思いました。それから数十年。日本人はアメリカの文化をお手本にすることで様々な事を手に入れ大事な物を忘れてしまいましたね。でも、まだまだ遅くは無いですね。麦わらで出来た買い物カゴを下げて、新聞紙で包んだ焼き魚を買っていた母の姿。知ってる私達は今一度気づかねばなりませんね。素直な子どもの行動を応援し、共に伝えねばなりませんね。あと~吹き替えアンバサダーやりたかったです。(笑)(菅野らら(LALA)・草津ブースターズGINLALA)
・子供たちが政治を動かしていく行動力に感心したが、繊維会社の元技術者としては、プラスチックイコール悪というダイレクトなイメージは何か割り切れないものを感じました。(浅野昌也・技術士)
・ぜひ、環境文化フォーラムや、こどもエコクラブ活動で視聴したい(宮城成和・環境文化フォーラム会長)
・マイクロプラスチック、マイクロファイバーのことがわかりやすく理解できた。合流式下水道のことも知らなかった。地球の環境問題に関心はあるが「レジ袋を減らすだけでは効果があるのか?私たちの生活の中にはプラスチックだらけでどうやって減らせばよいのか?」と日頃から感じている。でも映画で、身近なコミュニティから変化を起こす子ども達の力強さを見て勇気をもらった。そして運動を継続していくことの大切さを学んだ。(三富圭子・ガールスカウト福井第28団)
・若い世代に教育すること、出来る事から行動することは大切
・字幕版同様吹き替え版でも、マイクロプラスチック問題について知る機会だけで無く、佐竹監督がおっしゃる「変革のレシピ」のとおり、社会の仕組みを変えていく必要性、地域等を巻き込んだ活動につなげることの大切さを改めて感じました。そして、出来れば子どもたちの自主的な活動の後押しがでければいいなあ、そのために私たちはどのようなことができるのか継続して考えていきたいです。(西澤浩美・木津川市こどもエコクラブサポーターの会)
・子どもたちが積極的にゴミ問題に取り組む姿に感動。そして、その子どもたちの声を周りの大人が真剣に受け止め、行動に移していくところが素晴らしい。先生やカフェテリアで働く人たち、子どもたちの家族、政治家など周りの大人のフォローがあってのこと。子どもが大人に、大人が子どもにそれぞれいい影響を与え合っていると思った。(堂下まみ子・ライター)
・子供達の素直な疑問とそれを引き出し形にしていく大人たち、そして環境保護の専門家の協力のコラボが素晴らしかったです。皆が意見、感想を出し合える環境が羨ましいとも思いました。プラゴミの問題は本当に深刻だとわかっていながら、なかなか切り離せない生活をしていますが、アクションを起こす勇気をもらいました。(山の葉・ピアノ教師)
・子どもの探求心。それを支える大人(特に行政関係者の柔軟さがすばらしい)
・洗濯で化学繊維からマイクロファイバーが海に流出しているのを知らなかった。便利な生活によって地球環境を破壊してることを認識しながら、できることから取り組みたい。使い捨てプラスチックを使わない生活に変えて行きたい。(KM・会社員)
・8歳の娘の感想)声優やりたかった!が最初でした。笑 学校の先生もみんなが本気で取り組んでいるのがいいなぁと思った。自分の学校では、こういう授業の時間はあまりないからいいなと思った。 主人の感想)こういった教育プログラムがあることが素晴らしいと思った。 私の感想)子ども達が自分たちのこと、と強く感じているのがすごいと思いました。人ごとではなく、自分ごと化できたことがあのパワーに繋がったのだと思います。娘の学校でも環境学習などをしているようですが、現状を知って変えなきゃね、という話で終わることがほとんど。そこから、自分たちで出来るアクションをしてさらにその検証するという、まさに探求という段階までは先生達は手に負えないのだと思います。でも、子ども達の意欲や意見をもっと大人達にぶつける場が必要ですね。そのための、先生達に任せきりにしない教育現場が必要なのだと思います。私たちが住んでいる町はとても保守的で、特に教育に関してはかなり保守的です。保護者側も、学校に任せておけばいい、という旧来型の考えの方も多いように感じていて。教育や環境に対する意識の格差みたいなものを感じて、もどかしく思うことも多いです。自分にできること、もっと考えて行動したいと思いました。
・学校で子どもたちが環境のために起こしたアクションが、市全体にまで影響を起こし多くの人の意識を変化させたことにとても感動しました。(マナ・大学生)
・初心者でも分かりやすくてよかったです。
・改めて自分の生活を見直してみたいと思います。また思っているだけでなく行動をおこすことが大事だと感じました。(まり・ガールスカウト港4団 小学6年)
・プラスチックが環境に、私たちにどのように影響を及ぼしているかを詳しく理解することができました。ただ企業は環境に良いと思ってプラスチック製品を作っているわけではないと思います。作らなければ生活が成り立たないから作っているという企業もいると思います。実際にプラスチックが無ければ生活は成り立たないと感じます。プラスチックを全廃止することは現実的に難しいと思いますが、ポイ捨てを無くすことや現在のプラスチック製品の一部を代替のものを利用して作成することはできるのではないかと思いました。(しろくま・大学2年)
・内容が濃くとても理解しやすかったです。沢山の人にも観てもらいたいです。吹き替え版のメイキング映像は子どもたち関わる大人たちの姿に感動しました。(Jun・学校生活サポーター)
・私の学校でも、ストローの袋の種類が変わりました。(小6)
・世界で起こっているプラスチックごみの現状について、ニューヨークの子供たちの活動を通して詳しく知ることが出来た。ニューヨークの子供たちが発砲スチロール廃止を目指していろいろな行動を起こしていく姿にすごいなと思った。プラスチックを使うことの環境や他の動物への影響を知ったので、私もプラスチックごみをなくすために、マイボトル・エコバックなど日々できることをしっかり実践していきたいと思った。(中3)
・海にプラスチックゴミを捨てると魚がそれを食べるから、魚を食べた人にも影響を与えてしまう(小2)
・この学校はすごいなーとおもった。面白かったです。(矢野日香梨・小学5年生)
・とってもわかりやすかった!行動しようという気持ちになった。(あやか・会社員)
・とてもプラスチックをへらして地球のために出来ることをしたいと思った(ひの・小学校2年)
・小2の娘と、5歳の息子と観ました。息子はすぐ飽きてしまいましたが、娘はくいいるように見ていました。子どもに世界の現状(日本を含め)、子ども達の活躍・行動を知ることはとても大切だと感じました。何から行動に移せるか、この映画がきっかけにとても話題にしやすくなりました。私自身、脱プラに向けて動いていても、まぁいいかと思う時もあり…。この映画の子ども達のパワーに励まされ、圧倒され、大人としての焦りも感じつつ。『立ち止まっているひまなんてない』まさしく!!で、どんどん活動を広げていきたいと思います。(みさと・主婦)
・普段、琵琶湖の畔で葦刈りのボランティアをしていますが、葦原にも大量のプラスチックごみが劣化した状態で見つかります。アウトドアやキャンプのブームとこの問題に心を痛めていましたが、ニューヨークの小学生のアクションに明るい未来が見えたような気がします。(中川佳宣・美術館・大学教員)
・現実、そんなに甘くないと思いました。国会議員はほとんどの人が自分の事ばかり、目に見えてすぐに評価してもらえる事しかしない。実際にプラスチックを使わない生活をしようとしても、お金がない人には出来ない。まずはお金がある人たちが生活を変えてもらわないことには、なかなか変わっていかない。ガラス製やステンレス製の容器に商品を入れて届けてくれる、LOOPという会社もあるが、実際、誰もが手が届く価格ではない。そういう環境に良いシステムをお金がある人にこそ積極的に利用してほしい。そして、利用者が増えることで一般的になれば、より多くの人に利用してもらえるだろう。どこかで誰かが思い切ったことをしない限り現状は変わらない。(小﨑美和子・高校1年生)
・早速、近隣の小学校の先生にも視聴をおススメしました。子どもでも誰でも社会を変えることが出来る!(庄田佳保里・NPOいけだエコスタッフ)
・海の中のマイクロプラスチックと生態系の様子がよくわかった。自分の目でも見てみたい。できることを考えて、取り組んでみようと思う。
・貴重な映像を視聴できる機会を用意してくださりありがとうございます。日本でもSDG's活動は教育現場にとてもよく浸透してはいますが、すでにSDG's疲れも進んでおり、模範的回答を皆が知っていながらも本当のアクションを持続するのはとても難しいです。このパワフルさに希望を感じました。(宮崎宏康・松蔭中学校)
・6歳の娘と一緒に観ました。もう一度観たいので今後上映やディスクにて販売などあると嬉しいです。
・子どもたちが自主的に学んで行動力を変えていく姿に感動しました!(ビワゼロ・個人事業主)
・プラスチックゴミの課題1つから化学のこと環境のこと、海のゴミ回収、学科や地域への働きかけ方、PRの方法、議会での訴える方法まで学べて、活動できて、羨ましい授業、取組だと思いました。生きている授業だと思います。ガールスカウトで各家庭でこの映画を観たスカウト、保護者からもとてもよい反響でした。自分から環境についてできることをしたいと言っています。良い映画の配信をありがとうございました。
・良かった。自分たちが食べる魚を傷つけたりしないようにしたり、大切な海を傷つけないようにする映画だと思いました。素晴らしかったです。自分たちもプラスティックを使ってるのかと知りました。これからはプラスティックをあまり多く使わないようにします。魚を傷つけません。生き物を傷つけません。(ほーちゃん・ガールスカウト33団)
・素晴らしい取り組みだと感じました。このような取り組みが至るところで始められたらすごいことだと思います。いかに広げていけるか、私自身も考えていきたいと思います。(客本牧子・NPO地域生活支援センターほんわか)
・レジ袋を削減するだけでは問題は解決しないけれども、製造から廃棄までの問題を深く理解したうえで、レジ袋削減から声を上げることまで自分ができることをしたいし、周りにも広めたいですね。
・プラスチックゼロ給食の発想が面白かった。(そう・小学2年生)
・外国の子でしたが、子供達が関心を持ってくれたのは嬉しい 日本の子供達もなんとか関心を持ってもらいたいですが、そのためには、大人がもっと、子供達が、ごみ問題を学ぶ場と、学ぶ時間を持てるようにしないといけないと思いました 学校教育で学ぶ時間が持てるのは、かなり効果的ですね(藤本・海をつくる会 名古屋支部)
・私達の暮らしはプラスチックに囲まれていると改めて感じます。小学生達が動いて考えて実践している姿を見て、プラスチックに限らず私達が抱える様々な問題に対してできることは私達国民が個々に興味を持ちそれに対して意見や考えを持って発言していくことしか残っていないと感じました。何かが違う、おかしいと気付いた人達が少しずつ動いてそれが大きなうねりとなった時に少しずつ世界は変わっていくのかもと思います。まずは自分が住んでいる地域からできることを始めていきます。(庄司真希・主婦)
・琵琶湖の問題を考えなければいけない。(竺文彦・大津環境フォーラム)
・分別する事の必要性を理解した行動、子ども達、自分達の意思で行動する姿に感動、未来への希望を感じた。・プラスチックによる海洋汚染だけではなく、大気中にも存在しこれから先、人体にどのような影響を及ぼすことになるのか?・今のライフスタイルを大きく変えて、昔の不便な時代を選択するのか?世に出てしまったプラスチック類をどのように回収するのか?多様な考えがある中、何事も無駄をなくすことから始めていきたいと思った。貴重な映像をありがとうございました。(樋上真吾・前出産業株式会社)
・地球環境について考え直す機会になりました。(なつみ・甲南女子大学)
・上映時間を30分にした圧縮版があればクラブで上映したいです。上映許可申請方法は?(香川晃一・びわ湖大津プロバスクラブ)
・それぞれの地域でプラスチックの使用も特性があるのだなぁと思った。子どもたちから議会への提案という流れは各自治体などと取り組んで行っても面白いと思いました。(ノディ・一般社団法人ジモット)
・子どもたちの行動力に感動しました。日本でもこのような動きはあるはずで、周知されるべきだと思いました。子どもたちに恥じない行動のできる大人、お手本になれる大人が増えなくてはいけない!と思い知らされました。(北川陽子・ファブリカ村)
・子どもたち自身が課題を見つけ、問題点や改善策に至るまでのプロセスが素晴らしいと思いました。(社会人)
・参考になった。吹き替えの皆さんの協力に感謝します。(近藤時生・会社員)
・収録時期が大分前ではあるが 伝えたいことはよく理解できた。子どもの活動としても地峡な活動である。下水道についても興味を持った。琵琶湖岸に住む我々としても身近なことから考えて行動するきっかけになった。(初田安弘・無職)
・ただ覚えさせるだけでなく、自分たちで何に取り組むか 学びを次に繋げていく教育にワクワクしました。また、教師や議員だけでなく専門家や給食を作ってくれる方々も介入して一緒に前に進んでいました。日本の教育にも取り入れて欲しいです。映画の中でハイブリッド洗濯機?を考案していた男の子がいましたが、ぜひ開発して欲しいです。排水ホースにつけるネットだけでもマイクロプラスチックが減るのではないかと思いました。(中このは・江戸川区江東区立小学校給食を有機給食に変える会(名称未定))
・はじめの方は、広い海からゴミを集めるなんてできるのかなというような感じで見ていました。身近な生活からプラゴミを減らすことが今すぐできる大事なことなんだとわかりました。吹替え版、字幕版両方とも見ることができてよかったです。ありがとうございました。(あっこ・主婦と中学生)
・もっと我々も考えないといけないね。また指導されている先生方の努力がよくわかる映画でした(シゲさん・環境文化総合研究所)
・日々漠然と過していたが、切実な問題であると痛感した。子供や孫の世代に禍根を残さないように、今すぐに少しづつでも行動を起こしたい。
・時間がなく最初の部分しか視聴出来ませんでした。(onio・団体職員)
・プラへの取り組みは常識程度で知ってぃしたが、子ども達の調査や疑問から現状を知ることができました。学校という生活の場でも1人1人が意識することで、プラごみどころかゴミをも減らすのとができる!小さな取り組みが増える事で社会が変わるとと思いました。
私たちの子孫が安心して暮らしていける自然環境になるよう意識して暮らすことを私自身も大切にしたいと思いました。
・「プラスチックのうみ」という絵本を事前に読んでいたのですが、それに出てくるシーンと似たところがいくつかありました。絵本ではまだ遠い世界の出来事のようで現実味がありませんでしたが、こちらの映画は絵本と違い、リアルな本物の映像が多く現実問題として目の前に突きつけられました。プラスチックをなくすことはできないけど、未来のために減らすことはできるししていかないといけないと強く思いました。子供にも伝え、できることから始めて行きたいと思います。
・とっても素晴らしい映画でしたの一言ですね。様々な学びがあり、これからの子供達の教育及び生き方まで考えさせられました。マイクロプラスティック問題については、昨年の我が家のテーマそのものであり、この映画との出会いが奇跡的としか言いようがありません。家族みんなで本気で見させて頂き、話し合いました。本当に日々の生活から変えて行かなければいけない急務の課題ですから、少しでも多くの方に知って頂きたいですね。これからも私達に何が出来るのか、本気で考え追及して行きたいと思います。また、是非この活動が更に大きなWaveを起こし、今後の私たちの明るい未来に繋がって行くことを真に願います。私達に出来ることがあるなら、些細な事でも取り組んで行きたいと思います。
・アメリカでは行政も含め社会全体で環境保全の意識が高いことを改めて感じました。小さいころから環境保全につながる行動を率先してとろうとする子どもたちの姿に感動いたしました。(きんもん・大津市こども環境探偵団他)
・6歳の娘と観ましたが、すごくわかりやすいし、かわいいし、絶望的だけど重くなりすぎず観れて、でもすごく考えさせられて、前向きにアクションしようと思わせられる内容で、観てとてもよかったです。私もですが、娘が結構ショックを受けており「プラスティックもうやめた方がいい」「私の身体にもプラスティックが・・・」「今度海に行ったらゴミ拾おう」と映画を観ながらも観終わってからも言っておりました。また子どもの親としては、このような学びができる環境もそれをつくっているカフェテリアカルチャーの存在もすばらしいと思いました。
・大変素晴らしい映画でした。友人、家族に観てほしいと思いました。ありがとうございました。
・海洋プラ汚染について上手くまとめられた啓発映画になっていると思ったし、子ども達の自分で気づき考え成長する姿に感銘を受けた。ただ、子ども達のリアルな姿を撮ったドキュメンタリーなのか、映画撮影のために作られた子ども向けプログラムなのか気になった。また共感するところもあったが、プラスチックや生産企業を全面的悪としている点や、マイクロプラ吸着化学物質をとても怖いものと断定している点は、一面的すぎるかなと思った。(川本裕子・NGO職員)
ご意見・ご感想をお寄せいただいた皆様、ありがとうございました。
■『マイクロプラスチック・ストーリー』監督と共に、プラスチックとエネルギーについて考えるオンライン座談会
【終了しました】
【日 時】2022年2月6日(日)10時~12時
【内 容】・オンライン(Zoom)にて開催
・映画制作の裏側と、プラスチックとエネルギーについて意見交換しました。
◆講演「マイクロプラスチック・ストーリーができるまで」
環境活動家・ドキュメンタリー映像作家 佐竹敦子さん
◆報告「琵琶湖とマイクロプラスチックについて」
立命館守山高校2年 君付茉優さん
※資料ダウンロード
◆解説「プラスチックとエネルギー消費について」
滋賀県立大学 工学部 教授 徳満勝久さん
※資料ダウンロード(座談会の参加者限り)
◆質疑応答・ディスカッション
【参加費】無料
【参加者】約50名
【主 催】NPO法人HCCグループ
【共 催】大津市市民活動センター
【オンライン座談会】参加者アンケート結果
■映画監督 佐竹敦子さんの講演はいかがでしたか?
■その理由(原文のまま、全て掲載)
・考えていることが私と一致する部分が多かった。
・テンポよく訴求力がとてもあった
・プラスチック問題だけでなく、教育や福祉、貧困問題など幅広い問題についてお話しいただいた。アメリカと日本のそれぞれの良いところを指摘してくださった。
・プログラムを進めていくにあたっての子供たちへの支援の在り方や、今、私達が出しているプラスチックごみの減らし方への助言がとてもよかったです。
・「アンバサダー」にご指名いただいたため。
・NYと日本の比較、具体的な取り組みの内容を聞けてとても面白かったから。
・具体的にどうアクションをして仕組みを変えていくのか、ヒントをたくさんくださったことがとても良かった。
・大変親しみやすいお話ぶりで、映画製作の情熱がそのまま伝わってきました。このような映画の日本版を是非製作していただきたいです。
・NYの子どもの暮らしぶりや映画の吹き替えこども声優さんのその後の取り組みなど、この機会でないとなかなか聞けないお話が満載でとてもうれしかったです。
・アメリカと日本の現状について、よく理解できた。今後への熱意も感じた。
・初めて知ることも多くて、とても貴重な体験となった。
・映画の熱気が伝わってくるようでした。あの映画を見ても日本にいる自分に何ができるか?行動を起こすことの難しさを感じていたのですが、よい示唆をいただいたように思います。聞いてよかったと思いました。
・映画を作った背景(社会事情や環境、法制、きっかけ)などを詳しく聞けてより理解が深まったから。拡大生産者責任についてもっと詳しく知りたいと思った。
・映画は素晴らしかったのですが、そこに至る過程を知りたかったのです。いきなりあの活動ができたのは大人主導だから??と疑問を抱いていました。やはり一つ一つ段階を経て繋がっているのですね。また小学生でもフィールドに出て、自分の言葉で問題意識を語れる事に感銘を受けました。日本人に欠けている事ですね。ぜひ今後の学生達はこうした姿勢を身につけ世界に出て行って欲しいです!
・NYの小学校事情も非常に興味深いお話でした。すぐに実践にうつされるパワフルな行動力に感じ入りました。日和見な我が身を反省です。色々とありがとうございました。
・無理なく世界展開されている姿に、これが活動の神髄だと感じました。映画の上映は許可申請が必要でしょうか。
・ざっくりとしか考えられていなかったことに気づかされました。
・映画の中だけでは分からなかった色々な背景を伺えて、とても興味深かったです
・子供たちへの環境学習はNPOなどの組織サポートで、教育現場の先生方をサポートする関係性が重要であること。伝え発信してゆきながら、多面的な働きがけがきっかけになるお話は、具体的な事例で励みになりました。社会の仕組みを変えないと間に合わないというメッセージは、課題解決に向けたアクションにおいては、国境を越えて同じであることが分かりました。積極的な活動されている佐竹さんに、勇気を戴きました。
・アメリカでの活動やプラスチック減らすための取り組みについての話が聞けてとても良かったです。
・活動の始まり(きっかけ)やその後を知れた
・この映画を作るきっかけとなった背景が興味深かった。監督の意図はこういう機会にしかふれられないと感じた。アメリカと日本の違い、逆にあまり変わらないところの話、日本にいるとわからないのでこれも取り巻く背景を理解するのに役立ったと思う。
・映画が作られた背景を詳しく知ることができたから。問題の仕組みや構造を捉える視点が伝わり、具体的に取れる行動の例もきいたことで自分の生活に生かせるヒントがたくさんあったから。
■君付 茉優さん(立命館守山高校2年生)の「琵琶湖とマイクロプラスチック」の報告はいかがでしたか?
■その理由(原文のまま、全て掲載)
・若いのにしっかりとした考え方
・身近な問題を自分事ととらえて取り組んでいること
・3年にわたり琵琶湖のマイクロプラスチックの調査をしてその報告活動をされていること、大変すばらしいと思います。
・周囲の協力が見て取れたため。
・自分よりも若い人が実際にアクションを起こしていて、自分も動かなくちゃと刺激をもらったから。
・実行することのの大切さを示してくれた
・着眼点と行動力に関心しました。
・自分でNPO団体に対して働きかけ、ともに活動、測定などの自分事として取り組んでいることが素晴らしいと思いました。(小学3年生の娘も聞いて 自分で協力者を探して実際にやることってできるんやなぁと刺激になったようです)
・素晴らしい活動を簡潔に説明下さった。
・無事発表できて良かったです
・一言ですごいと思いました。行動を起こしていることに。私はグレタ・トゥーンベリさんのドキュメンタリーも見て、なんで日本の若者は行動しないのだろうと思っていたのですが、みゆさんの研究活動を知って、いくらか救われた気がします。これからも頑張ってください。オヤジの私も何ができるか考えてみますね。
・高校生でも問題意識を持って継続して活動していることに感心した。
・身近な滋賀県の学生さんが、地道に環境問題に取り組んでいる姿が素晴らしい!これからも周りを巻き込んで活動を広げて行ってください。
・マイクロプラは私も興味があります。
・琵琶湖のマイクロプラスチックはやはりあるのだと実感できました。今は影響ないといわれても、今の社会のように影響がでることはわかっているのに対策を取らない県に残念でなりません。琵琶湖を大切にすることは本当に重要だと思うし琵琶湖がなければ生きていけないのに。こんな大人が社会を作り君付さんたちの未来を奪わないようにできることからやっていきたいです。
・こんな風に活動されている彼女の存在を知れて、希望になりました
・起きている現状を多くの人に知ってもらい、自分事として捉える仲間を増やしてゆきたいとの力強いメッセージでした。それには、見守る大人や具体的な提案や大人のサポートも必要ですね。世代を超えた連携が、鍵であると感じました。
・今の取り組みや考えが聞けて良かったです。
・高校2年生とは思えない堂々とした発表で、内容も充実してました。今後の活躍に期待します。
・やはり大人より高校生などの子どもの方が自分事にしている気がする。子どもと呼んでは失礼な気がした。
・琵琶湖で約三年間調査されて、実際にどのようなマイクロプラスチックが見つかったかという一次情報を聞くことができたから。
■滋賀県立大学 教授 徳満勝久さんの「プラスチックとエネルギー消費に関するQ&A」はいかがでしたか?
■その理由(原文のまま、全て掲載)
・非常に共感する部分が多かった。
・すごいエビデンスに納得
・今までエネルギー消費の観点からプラスチックのことを考えたことがあまりなかった。とてもわかりやすく、データも見やすく、理解が深まりました。
・プラスチックは利用方法を間違えなかったら何も悪いものではなく、管理する人間側の問題、私たちの問題であるということを明確に教えて頂けたことがとても良かったです。
・データが豊富で説得力があるため。
・プラスチックとは何かからとても分かりやすかったです。徳満先生の授業を受講しに行きたくなりました。
・難しい問題を資料を通して大変わかりやすく説明してくれた。私たち一人一人の生活の仕方を改めて考える時がきていることを再認識することができた
・すばらしいお話で、豊富な情報の確かさに目からうろこのような気持ちです。大変参考になると共に、自分自身のこれからの活動にむけて、大いに啓発されました。有難うございます。
・プラスチックだけでなくエネルギー全体の具体的な数値を含めてのお話にすごく説得力があり、また実際の問題を知りたいという気持ちが解消できてよかったです。プラスチックを悪者にするわけではなく、こういうこと使われていて大事だということ、今後の付き合いかた、実際にこれからの動きとして必要なことを合わせて教えていただけたのが助かりました。
・非常に解りやすかった。
・リサイクルに対して誤解を持っている人も多かったと思うので、すごく勉強になった。
・豊富な資料を拝見して、とても腹に落ちるところがありました。大変勉強になりました。ありがとうございました。
・エネルギー消費についての知らなかった情報を、わかりやすく説明してくださった。またペットボトルリサイクルのことなど間違った理解だったことがわかった。もう一度、資料を見ながら見てみたい。
・あまりにも無知でしたが、色々と知識を得られて満足でした。
・確かな資料を基に現状から対策まで分かり易く纏めて頂いて感動です。
・すべてのプラスチックが悪ではないと思っていましたが、プラスチック以外の物でよいと思い使用していた物が意外と環境に影響を与えていることを知ることができました。日本はなぜ遅れを取るのかといつも思いますが、私たちの関心が薄いのだと実感しました。私たちの子供や孫たちが安心して暮らせるように一人一人ができることは小さいかもしれないけれどやっていきたいと思います。
・プラスチックに関わる複雑な諸問題をご紹介いただき、一人ではとてもここまで包括的に情報を集められないので、大変勉強になりました。
・全てのプラスティックが悪者ではなく、必要なものもが多くある。利便性や快適性、経済性だけを重要視してきた人間社会の問題であり、循環型社会の構築で成熟社会へ向けたパラダイムシフトが重要である近江学座の話に感銘しました。素晴らしい内容で、非常に分かり易い内容でした。どうもありがとうございました。資料を戴きたいです。
・非常に詳しく現在の日本の現状を知ることができて勉強になりました。
・根拠を示しての解説はとてもわかりやすく納得できるものでした。私もペットボトルはリサイクルより使用量の削減だと思い、普段からお出かけには水筒を持参します。やむを得ず飲料を買うときは缶か紙製品を選んでます。
・プラスチックあるいはエネルギーを取り巻く全体像が理解できてとてもためになったと思う。勢いプラスチックが悪い的な風潮になっていると思うけど、そうではないということ、どんな場面でもそうだと思うけど、議論するには全体像を正しく把握・理解しているということが前提、ということがよく分かった。
・プラスチックゴミのリサイクルの多くがサーマルリサイクルされていたり、一度リサイクルされたプラスチック製品はそれ以上リサイクルできないという、今まで知らなかったことを知ることができたから。データを可視化して、理解しやすいような資料をみせてくださり、とてもわかりやすかったです。
■座談会「全体」を通しての、ご意見、ご感想をお書きください。
・非常に満足した
・種まきから水やり 頑張ります
・あっという間で、2時間とは思えないほどでした。今日知ったことをどんどん人に伝えて、自分ごととして考えてもらえるような世の中になればと思います。
・ぼんやりとマイクロプラスチックのことを思っていましたが、早急に何らかの形で取り組んで行かないといけない問題と改めて感じることが出来ました。本当に参加出来て良かったです。ありがとうございました。
・有意義でした。
・参加者全員がチャット欄で気軽に自分の意見や考えを出し合って、全員がこの座談会に参加している感じがしてよかったです。ありがとうございました。
・大変有意義な座談会をありがとうございました 個々に活動している人たちが一つになって一緒に活動していければいいなと思いました 徳満先生の資料 希望します
・よい機会をいただき有難うございます。とてもよい座談会でしたが、時間配分に配慮があったらとは思います。それだけ内容の濃いものだったと感謝します。辻さん、お疲れ様でした。すばらしい司会とまとめでした。HCCのご活躍に期待をしています。今後ともよろしくお願いいたします。
・以前からアースディに関わったり循環型社会というものには興味がありましたが、無理無駄なく仕組み化できる方向でうごくことで子どもたちの過ごすこれからが良くなればいいなということを改めて思いました。バイオプラスチックってなんだ??ということも思っていたので辻さんの質問もとてもありがたかったです。知る機会を考えるきっかけをいただきありがとうございました。これからもこのようなイベント期待しています。(フォーラムも聴講予定です。またよろしくお願いいたします)
・まだプラ問題に興味のない方にも伝えられるように、学校や職場等でどんどんやって頂きたい。
・あっという間に終わってしまいました..とても楽しかったです!学ぶこともたくさんあったし、たくさん刺激を受けました。素敵な機会を作ってくださりありがとうございました。
・たいへんよかったと思います。佐竹監督、高校生、専門家の先生、それぞれのアプローチの違いもわかって面白かったです。皆さんに背中を押されたように思います。
・とても有意義だった。映画だけでは深まらなかった理解ができたと思う。
・コロナ禍で急用が入りパスするしかないと思いつつ、午前中だけ待ってもらっての参加。全て感動の連続で、参加してよかったと思いました。身近なプラスチックをテーマにしたことで自分の問題として考えやすいのがとても良かったと思います。結局は社会構造、ひいては人類全体の未来に関わる避けて通ることができない問題だということを、それぞれの立場から分かり易く訴えて下さいました。ターニングポイントに立てたような、エネルギーを頂いた気がします。諦めではなく、足許から地道にできることを頑張ろうと思わせて頂きました。ありがとうございました。
・我が家でもプラスチックの分別回収をしていますが、年々その量が増えていると思います。コンビニやスーパーのお惣菜を利用するとてきめんです。少し前の少し不便な生活に戻る時期が来たと思います。自分の生活で実行しなければ!と深く反省しました。社会全体に目を向けて、知識を深めるという事も大切ですね。良い機会をありがとうございました。
・全体の構成が理解し易いようになっていて良かった。
・今まで講演会など参加したくてもできなったのですがコロナ禍でこういう形で参加できることは本当にありがたいです。ありがとうございました。"
・とても内容の濃い時間でした。「プラスチック、気になるけど何ができる?」と思っていたので、色々な気付きや情報をいただけてありがたかったです。
・座談会の内容は、テーマが画面に示されて分かり易く配慮された構成が良かったです。世代を超え、連携をとることの重要性を伝えているメッセージも伝わってきました。社会の仕組みを変えないと間に合わない、官民協働で取り組むことが重要であり、人間社会の問題であるという大きな結論に導かれ、根幹に触れる内容、素晴らしい座談会であったと思います。ありがとうございました。
・今回初めての参加でしたが、非常に有意義な時間を過ごすことができました。徳満先生の資料が欲しいです。宜しくお願い致します。
・脱線しそうになる議論を、設定した議題に戻すのがとてもお上手で感心しました。Q&A方式にして伝えたいメッセージを確実に伝えるのはよいアイデアだと思います。この1-2年で参加したオンラインミーティングの中でも断トツにスムーズな議事進行でかつ、内容も充実していました。司会の方が本当に素晴らしかったです。素敵な勉強の機会をありがとうございました。
・大変おもしろいまた役に立った企画だと思いました。佐竹さんの是か非かではなくて、ベストミックスで考える。まずは減らすということ。とか、徳満さんのプラスチックの全体像の解説はこれを望んでいた、よくぞ普通の人にも理解できるように解説してくれた、という気持ちです。大切なことは動くこと、仲間を増やすこと、暮らし方のパラダイムシフトを実現していくべしというのにはまったく同感です。
・「マイクロプラスチック・ストーリー」オンライン上映・座談会を企画してくださりありがとうございます。ミュートのままで、話している方に対してどう反応を示せば良いだろうと思っていたので、手話で拍手するアナウンスをしてくださって少し安心しました。録画をされることは事前に聞いていなかったので、録画録音の目的を説明していただきたかったです。
※録画は事務局の記録用で、一般公開の予定はございません。ご心配をおかけした皆様にお詫び申し上げます。説明不足で大変申し訳ございませんでした。
【映画について】
ニューヨーク、ブルックリンの小学5年生たちが世界的に大きなプラスチック汚染問題を学び、彼らの視点でこの問題の根幹が何かを問いただし、解決に向かって自分たちのコミュニティーからアクションを広げて行くまでの2年間を追った長編ドキュメンタリー。
ニューヨーク市、ブルックリン区のレッドフック地区は過去に大型台風で影響を受けた、気候変動の最前線にある。そこにある小学校、PS15 の5年生は、4年生からの2年間、ニューヨークのNPO、カフェテリア・カルチャーの主導によるプラスチック・フリー特別プログラムでリサーチやデータ収集を重ね、それを市議会で公表したり、自分たちの住む地域で啓発活動を重ねていく。そしてプラスチックはごみになってからだけでなく、生産の過程でも地球環境を汚染していること、そしてそれが気候変動に関わっていることを発見し、自分たちの学校のカフェテリアでアクションを起こし、それをニューヨーク市全体に広げて行く。
映画では子供達の素朴な疑問を丁寧に重ねていきながら、専門家がそれに答えて行き、そしてアニメーションをふんだんに使ってこのプラスチック汚染問題を子供から大人までわかりやすく解き明かして行く。子供達のまっすぐな熱意から希望が滲み出るマイクロプラスチック・ストーリーは世界の34の映画祭に選定され、7つの賞を受賞している。
・監督:佐竹敦子/デビーリー・コーヘン
・制作:カフェテリア・カルチャー
※可能な範囲で制作者Cafeteria Cultureへのご寄付をお願いします。
ご寄付は貧困地域などでの映画上映や教育活動に使われます。
制作者Cafeteria Cultureへのご寄付はこちらから↓
http://www.cafeteriaculture.org/japan-microplastic-madness.html
佐竹敦子さん
Atsuko Satake Quirk
【監督プロフィール】
佐竹敦子さん 環境活動家 ドキュメンタリー映像作家
1966年生まれ。埼玉県さいたま市出身。1993年に広告代理店を辞職して単身渡米、ニューヨークで17年間映画、コマーシャル、テレビ番組などの制作プロデュースに関わる。2007年からボランティアで続けていた食育と環境教育活動が、2010年より本業に。映像作家として環境教育のドキュメンタリー制作も同時に開始する。現在ニューヨークを拠点とするNPO団体カフェテリアカルチャーにてメディアディレクターをつとめながら、合衆国環境保護庁やニューヨーク市教育委員会と密接に活動、ビデオ制作と実際公立の小中学校に出向いての環境教育を行っている。
徳満勝久さん
【座談会講師プロフィール】
徳満勝久さん 滋賀県立大学 工学部 教授
1988年3月京都大学 工学研究科高分子化学 修士課程修了後、大阪ガス入社。1996年同社社内留学制度より米国ケースウェスタンリザーブ大学に留学。2001年より滋賀県立大学工学部材料科学科講師。2013年より教授。
専門は高分子物性 。『環境とエネルギー』をキーワードに、分子科学・材料物性の観点から新しい機能を有する材料開発を支援する基礎研究、既存材料の有効利用とリサイクルを推進するための応用研究等に取り組む。
※本事業は、令和3年度 滋賀県地域エネルギー活動支援事業補助金をいただいて実施いたしました。
※NPO法人HCCグループは、大津市から委託を受けて「大津市市民活動センター」を運営しています。
HCCとは、Human life, Culture and Communication。 地域ならではの歴史や文化を継承し、人と人とが交流しあい、地域資源が柔軟に活用され、効率的に資源が循環するまちづくりを目指すNPO法人です。
特定非営利活動法人HCCグループ
〒520-0047滋賀県大津市浜大津4丁目1ー1 明日都浜大津1F
TEL:077-527-8661 FAX:077-527-8662
URL:http://www.npo-hcc.org/