この催しは終了いたしました。

 気候変動による洪水や竜巻、熱波や寒波などの極端気象の頻発や巨大化が、世界中に甚大な被害をもたらしています。将来世代の人々が食や住居などを奪われることなく、当たり前に健康に暮らせる社会を持続させるために、私たちはただちに本気の対策をとることが迫られています。

 令和2年1月に「“しがCO2ネットゼロ”ムーブメント」キックオフ宣言をした滋賀県では、現在、CO2ネットゼロ(温室効果ガスの排出量の実質ゼロ)を目指して、条例と推進計画の見直し作業が進められているところです。その達成に向けて、省エネルギーの徹底と再生可能エネルギーへの転換がカギになると言えるでしょう。  そこで、本シンポジウムでは再生可能エネルギー100%社会の実現可能性と私たちの暮らしの在り方について、専門家の講演と滋賀県の政策、住宅や電力の選び方などに関する報告から、参加者と共に考えました。