なかなか切れないからと力まかせに切っているとすぐに刃が傷んだり欠けたりしますし、手が滑って怪我してしまうかも。出刃包丁であっても力まかせで乱暴に扱えば刃はぼろぼろになってしまいます。刃が悪くなっているなら研ぐ。用途に合わない使い方をしない。
切り込んでからグリグリこじると刃が歪んだり大きく欠けたりします。
パンを切るために火であぶる方法が紹介されたりしますが、鋼材が鈍って切れ味がガタ落ちになり二度と復活しません。研いで切れる刃になっていれば火であぶらずともパンは普通に切れます。
ちゃんと解凍できていないものを切ると一発で刃が傷んでしまいます。
まな板を使わず硬い台の上や皿の上で切ってカツーンと刃を当ててしまうと一発で刃先がつぶれます。
食洗機の中は洗浄や乾燥で高温(60~90℃)になるんですが、包丁の金属部分は大丈夫です。しかし、柄の樹脂や木材にとってはかなり厳しく、繰り返し食洗機にかけていると早期に傷んでしまいます。
鋼(炭素鋼)は錆びます。ステンレスは錆びにくいですが、あまりに扱いが悪いと錆びます。