浜松医科大学放射線腫瘍学講座では、地域の基幹病院に加え、静岡がんセンター、愛知県がんセンター中央病院に研修施設群に加わっていただきました。これにより、大学およびふたつのがんセンターで放射線腫瘍医としての研修を行うことができる、全国でも貴重な研修施設となりました。
浜松医科大学での研修
浜松医科大学ー静岡がんセンターー愛知県がんセンターと、東海地区の大規模放射線治療施設での研修が可能となっています。
*浜松医科大学の同門の先生方は、静岡がんセンター、聖隷浜松病院、浜松医療センター、磐田市立総合病院、静岡医療センター、富士宮市立病院、中東遠総合医療センター等の基幹病院に勤務されています。
*2020年では、静岡がんセンターに2名、愛知県がんセンター中央病院に1名が、浜松医科大学より派遣され、放射線治療の研修を行っています。
浜松医科大学放射線腫瘍学講座は、人口370万人の静岡県唯一の放射線腫瘍医を育成する医学部講座です。隣県の状況では、人口720万人の愛知県に4医学部、人口907万人の神奈川県に4医学部、人口86万人の山梨県に1医学部が存在することを考えると、静岡県では競争が少なく、かつ多くの放射線腫瘍医の潜在的需要があることがわかると思います。 浜松医科大学に放射線腫瘍学講座が設置されてから、徐々に放射線腫瘍医を目指す医師が増えてきましたが、まだまだ不足しています。
放射線治療に興味ある学生、研修医の方は、ぜひご連絡ください。また、途中入局も歓迎いたします。
*入局案内は、浜松医科大学放射線医学講座のホームページをご覧ください。
高齢化の進む本邦において、低侵襲な放射線治療の役割はますます大きくなっています。
以下は、日本放射線腫瘍学会が作成した、放射線治療を目指す方に向けて作成した資料です。