Keyword:黒毛和牛 和牛 周産期 DOHaD 栄養 アミノ酸
周産期とは、分娩前後の一定期間(一般的には分娩の約3週間前〜分娩後3週間)を指します。 分娩は母牛にとって、最も生理的負荷が高く、健康や生産成績に大きく影響する時期です。
特に黒毛和牛では分娩事故や疾病リスクが高く、母子の健康を守るための科学的な周産期管理が求められています。後藤研究室では、周産期の栄養介入が母子に及ぼす影響を明らかにすることで、より健全な生産システムの構築を目指しています。
周産期は、母牛と子牛の健康やその後の生産性を大きく左右する、極めて重要な時期です。この時期の栄養状態や管理方法は、母牛の疾病リスク、子牛の初乳摂取による免疫獲得、さらには繁殖成績や離乳後の発育にも影響を与えます。(DOHaD仮説)
特に近年は、薬剤に頼らず健康を維持する「予防的飼養管理」が求められており、栄養学的アプローチや免疫機能の理解が不可欠です。私たちは、こうした視点から科学的に周産期を見つめ直し、持続可能な畜産を支えるための研究に取り組んでいます。
胎児の急成長する妊娠後期から授乳初期にかけて、アミノ酸を補給することで母子にどのような影響があるのか研究を行っています。