地球システム・倫理学会の「研究例会」(05月25日[土]はミニ・シンポジウム)
■日 時:2024年05月25日(土)16時00分〜18時00分(開場:15時45分)
■会 場:麗澤大学新宿キャンパス(東京・西新宿「新宿アイランドタワー」4階)およびZoom
■テーマ:倫理の力を問う:平和は何故長続きしないのか ~ ウクライナ、ガザを見て
■シンポジスト:板垣 雄三(東京大学名誉教授)、東郷 和彦(静岡県立大学グローバル地域センター客員教授)
■モデレーター:近藤 誠一(地球システム・倫理学会会長)
■開催趣旨:人類は理念の制度化(民主主義、資本主義など)とテクノロジーの活用(産業革命、情報革命)によって高度な文明を発達させてきた。しかしそれは内乱や戦争など、理念が否定する暴力行為の歴史でもあった。積み上げられてきた紛争の平和的解決と平和維持の制度(国際連盟、不戦条約、国際連合、国際司法裁判所など)は、何故繰り返し反故にされてしまうのか。当学会の設立の趣旨を踏まえて、ロシアによるウクライナ侵攻とガザにおける武力衝突を具体例としつつ、国際政治論(国家主権、統治体制、経済制度、ゲーム理論、法によるガバナンスなど)の枠を超えて、人類を、合意している(はずの)理念を踏みにじる残虐行為に至らしめる狂気はどこからくるのか、それを制御する倫理の力を如何に取り戻すべきかについて自由な議論を戦わせる。
■シンポジストの略歴・要旨:板垣 雄三 氏の略歴と要旨はこちら。東郷 和彦 氏の略歴と要旨はこちら。
----
■「研究例会」には、当学会の会員ではない方も、来場ないしはオンラインで参加頂けます。来場して参加される場合は、当日、資料代として1,000円を会場受付にてお支払いください。
■「研究例会」への出欠をこちらのサイトから2024年05月21日(火)までにご回答下さい。【懇親会に参加ご希望の方は、準備の都合上、05月16日(木)までに必ずご回答ください。】
■オンライン(Zoom)で参加希望の方には、開催前日までにZoomのURLとパスコードをお届けします。前日までにURLとパスコードが届かない場合は、学会事務局長(犬飼孝夫)宛にメールでご連絡下さい。メールアドレス:tinukai@reitaku-u.ac.jp
■来場に際しては感染症防止に十分ご留意下さいますようお願い申し上げます。
■「研究例会」に先立ち、14時30分から15時30分まで「理事・評議員会」を開催します。「理事・評議員会」は、当学会の役員(理事・評議員)のみの参加となります。
更新日:2024年05月04日