プログラム
09:00-9:40 橋本悠介(京都大学)
『永遠平和のために』を歴史哲学的視座から解釈するフリードリヒ・シュレーゲル
09:40-10:20 安保広睦(北海道大学)
「絶対の媒介的中項」としての直観的悟性について
10:20-40 休憩・交流
10:40-11:20 葛西李成(大阪大学)
カント『判断力批判』における美的経験と天才
11:20-12:00 松井隆幸(名城大学)
ヘーゲル『⼤論理学』概念論における「概念の実在化」とはどのようなことか? ―とくにその「主観性」から「客観性」への移⾏にかんして―
12:00-13:20 昼休憩
13:20-14:00 客本敦成(大阪大学)
世界の外部と内部に同時にいること――『精神現象学』「自然の観察」における対象の内化の困難について
14:00-14:40 青木崇(学習院大学・上智大学非常勤講師)
あるドイツロマン派ユダヤ女性の「教養」
14:40-15:30 ネットワーキング
15:30-18:00 シンポジウム「ドイツ近代と Bildung 論の展開」
本シンポジウムでは、18世紀から20世紀初頭にかけてのドイツ語圏思想における Bildung(教養・陶冶・人間形成)概念の多様な展開を、思想史的観点から検討します。 Bildung という語は、ヴォルフ学派や啓蒙主義的教育思想において初めて体系的に用いられ、ニーチェによる教養批判を経て、20世紀の文化哲学へと受け継がれてきました。その展開の過程において、Bildung は、個人の倫理的・知的形成、国家と教育制度、芸術や宗教における内面性の構築、さらには文化的表象や象徴形式の問題など、多様な領域で中心的な役割を果たしてきました。 本シンポジウムでは、とりわけヘルダー、フンボルト、ニーチェという三人の哲学者に焦点をあて、彼らの思想において Bildung 概念がどのような意味と機能を担ってきたのかを検討し、ドイツ近代思想におけるその意義を改めて考察します。
提題
寺川直樹(大谷大学)
「ヘルダーのビルドゥング思想―その人間観・自然観・宗教観に定位して―」
柳田和哉(大阪大学)
「初期フンボルトの陶冶理論ー陶冶と政治の連関に着目して」
竹内綱史(龍谷大学)
「ニーチェのBildung論」
会場アクセス
〒 606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学大学院文学研究科・文学部