福島原発事故由来の放射性物質の放射線分布を可視化・定量評価するため、ガンマ線検出器を用いた環境放射線モニタリング装置の開発を行っている。 特に、小型・高感度化を目指したコンプトンカメラの研究を通じて、汚染状況の迅速かつ効率的な把握に貢献する。
原木シイタケの安全な流通と生産者の負担軽減を目的として、伐採前の立木に含まれる微量の放射性セシウム濃度を迅速かつ高精度に測定できる放射能検査装置の開発を行っている。現場での利用を考慮した小型化・低コスト化を進め、東日本における原木シイタケ栽培の復興に貢献する。
核医学施設では、検査・治療を目的として様々な非密封の放射性同位元素が用いられているため、それらによる放射能汚染の可能性がある。そこで、本研究グループにて開発されている高感度コンプトンカメラの医療現場の環境放射線測定への応用を検討している。
放射線治療施設では、治療に伴い放射化物質が生成される可能性がある。放射化物質の位置の特定を行うことで医療従事者などの被ばく低減に貢献する。