公開講座案内

【3参加者からの質問・疑問に関する回答】

(質問1)くずし文字が何故必要になったのか?

(回答1)当会は文字の研究団体ではありませんので、くずし字の生まれた理由は解りません。

     ただ、文字の先進国であった中国でも、楷書とともに行書や草書があるように、

     日本でも漢字や仮名を素早く容易に美しく書く必要があったことが要因の一つであったと思います。

(質問2)古文書読解のこつをまとめて教えてほしい(よく使う文字、言い回し等)

(回答2)この質問も簡単にお答えできるものではありません。

    古文書を学ぶために、入門者向けにガイドブックが出版されていますので、参考にされると良いと思います。

    下記に良く読まれている古文書入門の著書を2冊掲載しておきます。

    ①「基礎・古文書のよみかた」林英夫著、柏書房刊:最も基本的なガイドブックとして人気があります。

      ・特に重要な語を動詞・助動詞・接続詞・副詞などに分類して、くずし字と用例(言い回し)を列挙しています。

      ・近世文書に特有な用語の読み方・意味を、小辞典としてまとめてあります。

      ・部首別簡易くずし字辞典が掲載されています。入門者には十分なくずし字辞典です。

    ②「江戸時代&古文書(虎の巻)」油井宏子著:柏書房刊:入門者向け古文書辞典です。

      ・資料編では、「いつ・だれが・どこで・なにを」に分けて近世文書解読に必要な資料が解説されています。

      ・古文書編では、「いつ・だれが・どこで・なにを」をベースに良く使われるくずし字が用例とともに列記解説されています。

この外にも、入門者向けガイドブックが出版各社から発刊されています。参考にされてはいかがでしょうか?



初級者向け古文書講座(船橋市市民公益活動公募型支援事業)

下記のように初級者向けくずし字講座を開催します。

日時:2月18日(日)13:00~16:00、12:45~受付開始

場所:船橋勤労市民センター2階講習室1

講師:東京堂出版・編集部長小代渉氏

教材:「偽役人取締之触」初級者向けです。

参加費:無料

募集人数:40名(先着順)

申込方法:下記参加申込書に「名前・年齢・〒住所・電話・メールアドレス」を記入し

最下部の送信ボタンを押して申込ください。

(送信ボタンが現れるまで申込書を繰り上げしてください)

申込締切:2月10日(土)


第5回当会主催の古文書講座が下記のように開催されました。

日時:7月29日(土)9:15~11:40

場所:船橋勤労市民センター3階会議室

講師:東京堂出版、編集部長小代渉氏

教材:「初物野菜につき町触」(市中取締類集・国立国会図書館蔵)

初級者向け講座でしたが、定員に一杯の54名で会場は満席となりました。

教材の講師の釈読文・読み下し文、及び当会釈文・解釈文は

下記ボタンからダウンロードして活用ください。

次回講座は来年1~2月頃開催予定です。

詳細及び募集要項は決まり次第、HPに掲載予定です。


第4回古文書講座(初級編)が下記のように開催されました。

1.初級者向け「くずし字」講座。(船橋市公募型市民活動支援事業対象講座)

2.勤労市民センター会議室

3.日時:12月17日(土)9:30開講、11:40閉講(9:15開場)

4.講師:東京堂出版編集部長・小代渉さん

5.教材:「入置申一札之事」

6.参加者52名、運営スタッフ9名

大変多くの方々に参加いただき、

講師の解説を聞きながら「くずし字」を学びました。

 

次回は2023年6月~8月を予定しています。

詳細が決まり次第HPに掲示します。

下記ボタンから、配布資料等ダウンロードできるのでご利用ください。

尚、会員は会員専用ページ内で収録動画を視聴できます。活用ください。


第3回古文書講座(初級編)が下記のように開催されました。

日時:8月6日(土)9:15~11:40

会場:船橋市勤労市民センター3階会議室

    (定員78名のところを50名で募集)

講師:東京堂出版・編集部長小代渉氏

教材:「火事の定」

参加者:一般参加者:41名、運営スタッフ11名参加


当日、発熱等で参加出来なかった方がありました。キャンセル待ちの方の大半に連絡をしましたが、

当日のご案内では他の用事が入っており、ご出席して頂く事が出来ませんでした。 


①教材の講師解読文・読み下し文は下記ボタンから参照ください。

②当会の教材釈文・解説文は下記ボタンから参照ください。

③次回の古文書講座は来年2月を予定しています。

 決まり次第、当HPに申込方法等詳細を掲示予定です。

 



【第2回古文書講座初級編】

1.古文書講座(初級編)が会員を含め55名の参加で盛況に開催されました。(会場写真下記掲載)

  講師:東京堂出版・編集部長小代渉氏

  教材:『三庁秘録』「姑嫁不和による傷害事件」に関する文書でした。

2.今回の解読文と釈文を下記のボタンからダウンロードできるので活用ください。


次回古文書講座について】

 次回の古文書講座は8月頃を予定しています。

 詳細が決まり次第当HPに案内します。


 12月11日の古文書講座(初級編第一回)の解読文を添付しています。

 又、当会による釈文と解説も付けております。

 下記ボタンからダウンロードください。


古文書講座(初級編第二回)参加者募集 1月14日に定員超過で締め切りました


 ①古文書講座(初級編)第二回

 ②日時:令和4年2月12日(土)16:00~18:00

 ③場所:高根台公民館講堂(新京成線高根公団下車徒歩2分)

 ④講師:東京堂出版・編集部長小代渉さん

 ⑤教材:初級者向け教材を検討中

 ⑥参加費: 無料

 ⑦募集人数と期間:60名(先着順)令和4年1月末まで

 ⑧参加を希望される方は下記の項目をご連絡ください。

  2月12日講座希望、氏名、年齢、〒住所、電話番号


次回の公開講座ご希望の方は、次回希望と送信いただくと、次回は優先ご案内いたします。

申込方法:後記申込フォーム欄から下記の項目を送信してください。


「講座申込」と記載し、「名前・年齢・住所・電話番号・メールアドレス」を明記してください。メールでの申し込みをお願いします。

注意事項

1.公民館は駐車スペースがないため公共交通機関をご利用ください。

2.公民館は新京成高根公団駅より徒歩2分。

 下記の地図で確認ください。

3.筆記用具はご持参ください。

4.感染対策のため、マスクの常時着用、検温、手指の消毒にご協力願います。