会長挨拶

当会は、平成10年、船橋市郷土資料館の古文書講座受講者の有志により結成されました。既に20年有余の歴史のある古文書愛好者の会です。会員は、船橋を中心に千葉県下から集い、現在30名を超えました。当会では、千葉や船橋など地域の古文書を中心にしながらも、幅広く色々な古文書を取り上げて勉強しています。


 

皆さんも、どこかに旅行された時、寺院や郷土資料館などで古文書を見かけたことがあると思います。そんな時、こんな古文書が読めたらと思ったことはありませんか。新聞に歴史的人物の手紙や文書を発見と報道された時、その掲載された文書を読んでみたいと思いませんか。

 古文書は、地域や日本の歴史を物語ってくれる後世へ残された貴重な史料です。中学や高校で学んだ歴史の基礎となっているものです。古文書は、ある意味では歴史書以上に生々しく歴史を語ってくれます。皆さんも、古文書の世界にいらっしゃいませんか。


古文書の学習は自学自習が基本ですが、初手から一人で取り組むのは至難の業です。先学の会員なら、初心者の悩みも気軽に答えてくれます。古文書に習熟した方なら、同好の方々と古文書を語り合うことで、一層古文書を深めることができます。


あなたも、古文書を始めてみませんか。是非、気軽にお声を掛けてください。


                                                            船橋古文書の会 会長  井上正道