過去に開催したセミナーの内容です。演者の方の許可が得られた回のみ掲載しています。
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2025/08/30 脊椎動物内耳の(発生プロセスの)進化
(演者:黒田春也(金沢大学、特任研究員、奥田研究室))
2025/07/25 ホロゾアから考える動物の起源
(演者:保呂有珠暉(パスツール研究所・パリシテ大学 博士課程2年))
2025/07/24 クシクラゲの神経発生から迫る神経の起源
(演者:三宅みなと(縄科学技術大学院大学 (OIST) D3))
2025/06/29 ウミウシにおける柔軟な細胞内共生現象
(演者:溝端秀彬(東京大学大学院農学生命科学研究科 博士2年 ))
2025/06/08 東アフリカ産シクリッドにおける唇肥大化の平行進化メカニズム
(演者:待井長敏(東京科学大 博士3年 二階堂研究室 ))
2025/05/24 クマムシに特有の細胞骨格タンパク質CAHSの機能解析
(演者:田中彬寛(国立遺伝学研究所))
2025/05/10 脱皮動物における脱皮制御の進化
(演者:山川隼平(Friedrich-Schiller University Jena, Institute of Zoology and Evolutionary Research))
2025/04/22 共生菌を『悪者』に変える転写因子について(https://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(25)00311-2)
(演者:氏松蓮(東大院 総合文化研究科 D3))
2025/04/14 一葉植物モノフィレアの形態形成:ネオテニックな分裂組織を対象としたシングル核RNA-seq解析について
(演者:中村駿志(東京大学・院・理・生物・発生進化))
2025/04/04 オカメコオロギ属の雄特異的な頭部形成メカニズム
(演者:米田瑞穂(京都大学農学研究科))
2025/03/09 雌雄異株植物ヤマノイモ属の性決定機構
(演者:工藤葵(京都大学・農学研究科・博士課程2年))
2025/02/17 苔類ゼニゴケ・被子植物・哺乳類の雄性配偶子形成を支える分子基盤の比較
(演者:真柴誠(京都大学・生命科学研究科・荒木研究室・修士2年))
2025/02/05 トゲワレカラにおける後胚発生過程での性差発現
(演者:大友洋平(東大三崎臨海・三浦研・特別研究員))
2025/01/15 頭足類における腕と吸盤の発生機構,及びその進化
(演者:金原僚亮(沖縄科学技術大学院大学 分子遺伝学ユニット))
2024/12/22 円口類ヌタウナギから探る脊椎動物の脳の初期進化
(演者:原田理帆(筑波大学大学院・理工情報生命学術院・進化神経行動学研究室・修士一年))
2024/12/22 円口類の三叉神経枝から迫る脊椎動物口器の初期進化
(演者:吉本 賢一郎(筑波大学 生命環境学群 生物学類 進化神経行動学研究室 学部三年))
2024/12/14 円口類ゲノムに着目した新規ドメインアーキテクチャをもつ遺伝子と初期脊椎動物の進化
(演者:仮屋山博文(筑波大学大学院・人間総合科学学術院医学学位プログラム・バイオインフォマティクス研究室・医学博士4年))
2024/12/02 棘鰭類における腹鰭-背鰭境界の多様化とその発生制御機構
(演者:田中祥貴(岡山大学理学部附属臨海実験所・博士研究員))
2024/11/25 クマノミから見る魚類の孵化を制御する分子機構の発生と進化
(演者:山中朔人(京都大学大学院農学研究科・海洋生物機能学研究室・博士課程3年))
2024/11/10 鳥脚類における個体発生と種間関係の議論
(演者:矢倉鉄平(北海道大学 理学院 自然史科学専攻 進化古生物学研究室 修士二年))
2024/11/10 仔マウスの内側視索前野における性差構築ニューロンの組織学的解析
(演者:串田千尋(埼玉大学・理学部・生体制御学科4年))
2024/10/06 科学哲学から見たEvo-Devo
(演者:吉田善哉 (エクセター大学・社会政治科学、哲学、人類学部・ポスドク) )
個人HP:https://sites.google.com/site/yoshinariyoshida/
Researchmap: https://researchmap.jp/yoshinari_yoshida
2024/09/25 生物発光を利用する深海魚類の多様な適応戦略
(演者:水野雅玖 (中部大学 応用生物学研究科 応用生物学専攻 発光生物学研究室 博士後期課程3年) )
2024/08/14 尾索動物の比較発生から探る生殖系列の分子機構多様化メカニズム
(演者:宮澤由真 (東北大学大学院生命科学研究科 博士課程後期2年 浅虫海洋生物学教育研究センター 熊野岳研究室) )
2024/07/27 魚類の「肩」の発生起源と進化
(演者:黒田春也(金沢大・ナノ生命科学研究所))
私たちの肩をつくる肩甲骨や鎖骨といった骨は、脊椎動物が陸に進出する前、少なくとも硬骨脊椎動物の共通祖先までその起源を遡ることができます。魚類の「肩」の骨格(肩帯)は要素数では四肢動物のそれよりもずっと複雑なため、陸上進出前後で肩帯の簡素化が起きたといえます。最近、発表者らがゼブラフィッシュを用いて明らかにした魚類型の肩帯の発生起源の知見に基づいて、この簡素化のプロセスについて考察しました。
2024/05/28 合成生物学から眺める進化発生生物学
(演者:木島佑輔(Max Planck Institute for Molecular Genetics))
生命現象の計測技術は次世代シーケンサーを中心として急スピードで開発が進んでいます。こうした技術群を進化発生生物学の課題にどのように適用できるかについて、シングルセル・空間オミクス、細胞系譜追跡、超並列レポーターアッセイ等のいくつかのアイデアをレビューするとともに、演者がこれまでに開発した周辺技術群の紹介を行いました。
2024/05/14 グッピーで挑戦する新しい生殖生物学
(演者:吉田純生(明治大・農学部・生体制御学研究室))
観賞魚として身近な魚であるグッピーですが、この魚はカダヤシ科という分類群に属しています。この分類群の魚たちは”体内受精””胎生””卵胞内受精”という他の魚とは異なる繁殖の仕方をしています。本勉強会ではグッピーを実験モデルとして、カダヤシ科の特徴的な生殖形質について演者が行なってきた研究を紹介しつつ、グッピーの生殖形質が繁殖戦略にどのような影響を与えるのかを議論した。
演者のresearchmap リンク:https://researchmap.jp/PureRaw
2024/04/30 多足類に見られる「増節変態」の発生機構とその進化
(演者:千代田創真(東大三崎臨海・三浦研))
節足動物の一部の系統において、後胚発生過程で脱皮のたびに体節を追加する「増節変態」という発生様式が知られています。増節変態は節足動物の祖先的な発生様式と考えられていますが、その発生機構や進化過程に関してはほとんどわかっていません。本勉強会では、特に多足亜門ヤスデ綱に注目して、最近明らかになった体節追加に伴う形態形成過程について紹介するとともに、演者が現在進めているトピックや残された課題について議論しました。
2024/04/10 胚発生の安定性と進化可能性
(演者:内田唯(理化学研究所・特別研究員))
2024/02/26 予測検証型の進化生物学を目指して
(演者:今野直輝(東大院理・D2))
2024/02/15 マイクロペプチドによる転写制御の器官形成における役割
(演者: 水野苑子 (京大院/理研・D3))
2023/12/26 指間細胞死から見る胚発生における細胞死と代謝
(演者: 小野沙桃実(東工大・D2))
2023/11/29 多細胞性の進化と動物の起源
(演者:西澤哲朗(京大院理・M2))
多細胞性は、真核生物の中で30回以上独立に進化したと考えられています。一方、菌類や植物、動物など「複雑」な多細胞性は数回しか出現していません。多細胞性、特に複雑な多細胞性の獲得機構についてはまだまだ研究と議論が続いています。多細胞性とはそもそも何なのか、また、複雑な多細胞性の進化や起源についてどのような研究が進められているのかについて紹介しました。
2023/10/25 足部筋骨格系における鳥類への進化
(演者:久保孝太(東大・PD))
2022/08/29 脊索動物における「神経堤細胞」の初期進化
(演者:石田祐(京大院理・M2))
2022/03/16 ハエ類をモデルにした昆虫の前脚が特殊化するメカニズム
(演者:平石拓海(東京都立大学 理学研究科生命科学専攻 細胞遺伝学研究室 ・B4))