研究はひとり1テーマですが,決して孤独な戦いではありません.教員や研究室の仲間とお互いにサポートしあい,刺激しあいながら進めます.上道グループの研究指導はミーティングやゼミなど週に何度か決まった時間で集まって何かをすることをいくつか平行して行います.このスタイルとの相性はあると思いますが「とりあえず来る」「やることに期限を設ける」「インプットとアウトプットを習慣にする」といった効果を期待しています.
週1回程度,決まった曜日・時間,同じ研究チームメンバーと教員とが一緒にミーティングを行います.ミーティングの内容は,研究進捗報告,困っていること,聞いてほしいこと,褒めてほしいこと,なんでも話します.準備は多くの時間をかけなくてもいいですが,実験・計算条件のまとめ,グラフなどは事前につくってから来てくれるとありがたいです.
チーム別ミーティングで話したりなかったことや個人的に話をしたいときにはいつでも歓迎します.
ゼミとは,少人数のグループで行う勉強会のようなものです.準備には時間がかかったり,毎週同じ時間に予定されたりと煩わしいと感じる人もいるかもしれません.しかし「早く行きたければひとりで行け,遠くへ行きたければみんなで行け(If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.)」というアフリカのことわざにあるように複数人で同じテキストを読んだり,議論をすることでひとりで研究をするよりも得られるものが多くなるはずです.騙されたと思ってゼミで勉強してみてください.
自分の研究テーマに関係する学術論文を読み,内容を短くまとめて発表し(7分),参加者でディスカッションをします(13分).週に1回実施し,自分の担当は月1回程度まわってきます.自分の研究と関連のある論文を収集し,分析をするトレーニングです.
卒論や修論はこれまでのレポートよりずっと多くの文章を書く必要があります.そのための「作文」と「ソフト (Word等) の使い方」を学びます.
実験でもシミュレーションでも得られたデータをどう読み解くか,それをどのようにグラフなどに表現していくか,グラフを説明することばはどうするとよいか,テキストを読んだり,練習問題に取り組むことを通じて身につけます.
研究で必要な専門的な知識は,学部や大学院で学んだ範囲の外にあります.論文を読むのもよいですが,初学者は「その道の王道」と言われる教科書を少しかじってみることをオススメします.教科書の広い範囲を学ぶというより,じっくり読んでいき,分からないところが分かるようになるまで丁寧に進めます.
(使う予定含む)
ターボチャージャ機械損失計測装置(減速法)
水素混焼の燃焼振動実験装置(構築予定)
各種動力装置(コンプレッサ,チラー,ブロワなど)
各種計測器(オシロスコープ,National Instruments DAQなど)
Python
sklearn-kit
Cantera
MATLAB
OpenModelica言語(導入予定)
Microsoft Office
MATLAB
National Instruments LabVIEW
OpenModelica(導入予定)
OpenFOAM(導入予定)
大学メール
Slack
Notion(整備中)
GitHub(整備中)