走査型電子顕微鏡(SEM)の試料についての注意事項
走査型電子顕微鏡(SEM)の試料についての注意事項
観察できる試料の最大の大きさは2センチ(1円玉の大きさ)ぐらいです。それ以上大きなものは、切ったり割ったりして小さくしてから観察します。切れないもの(大きな石など)や切りたくないもの(大事にしているもの)は観察できないことがありますのでご注意ください。また、SEMの内部は真空なので、生き物については生きたまま観察することができません。保護者の皆様はこれらの点をご理解のうえ、観察したい試料をご持参ください。
【観察可能な試料の例】
アリ,ダンゴムシ,クモ(足の長くないもの),トンボ(頭だけ),花粉,葉,砂,砂糖,髪の毛,爪 など
【SEMの仕組みや観察例などは以下を参考にしてください】
日立ハイテク「ミクロアイ」
https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/knowledge/microscopes/sem-tem-stem/microeye/
日立ハイテク「観察事例」
https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/knowledge/microscopes/sem-tem-stem/miniscopes/case/
日本電子「走査電子顕微鏡 (SEM)」
https://www.jeol.co.jp/products/science/sem.html
日本電子「低真空SEMによる食品の観察と分析」
https://www.jeol.co.jp/solutions/applications/details/MP180325-01.html