津山をめぐるバスツアー
~日本の医学・生物学はここから開花した~
津山をめぐるバスツアー
~日本の医学・生物学はここから開花した~
最終日の11月3日(文化の日)には、学会主催のエクスカーション(日帰りバスツアー)を企画しました。このツアーでは、津山市にある「津山洋学資料館」などを訪問します。この資料館には、日本の洋学の発展を紐解く貴重な資料が数多く展示されています。津山は日本の洋学の発展において重要な役割を果たした地域です。この地からは、宇田川三代(玄随・玄真・榕庵)や箕作阮甫の他、近代日本の洋学の開花と発展に大きく貢献した学者が数多く輩出されています。宇田川榕庵は植物学や化学を日本に紹介し、私たちが現在も使う「酸素」や「細胞」などの用語を生み出しました。津山洋学資料館では、これらの功績をじっくり知ることができます。また、江戸時代後期に作成された木製の骨格標本(木骨)の精巧なレプリカなども見ごたえのある展示品です。津山藩を中心に発展を遂げた幕末期の洋学の魅力を探求できる特別な機会ですので、ぜひご参加ください。ツアーは15名以上の参加者があれば実施します。参加人数の上限は27名です。先着順に受け付けして、この人数に達した段階で締め切らせていただきますので、ご興味のある方はお早めにお申し込みください。
今回のエクスカーションでは、以下の施設を順番に巡ります。
1.津山まなびの鉄道館(旧津山扇型機関車庫)
貴重な鉄道車両や歴史的な展示を通して、鉄道の魅力を体験できる施設です。
2.つやま自然のふしぎ館
動物の実物はく製を中心とした自然史の総合博物館です。
3.(昼食)ゴハンドコロ ガリ
古民家の造りを残したくつろぎの空間でお食事を。
4.津山洋学資料館
「解体新書」の初版本 も見ることができます。