はじまりの生態学

〜 研究者のルーツを探る 〜


企画者

永濱 藍(国立科博)、上野尚久(千葉大)、野口 奨悟(九州大)、原 直誉(京都大)、夫婦石 千尋(九州大)、富本 創(九州大)大崎 壮巳(広島)、高屋 浩介(京都大)、植村 洋亮北海道大


カバーイラスト

富本 創(九州大)


後援

一般社団法人日本生態学会・関東地区会

ご参加いただいた皆さま

ありがとうございました!! 


不明な点等がありましたら、永濱(mail to: anagahama (AT) kahaku.go.jp)までお願いいたします。

20235 月 21 日

13:00 - 18:00 オンライン開催

入場・開会 13:00〜

(Zoom 会場)

13:00 - 14:35 第 1 部:講演・パネルディスカッション  

14:50 - 16:50 第 2 部:ショートトーク

17:00 - 18:00   若手の交流促進について自由に議論(懇親会)

13:00 - 13:05

企画趣旨説明

野口 奨悟

13:05 - 14:35

講演題目と講演者(各講演 10 分敬称略)


Giant Killing ~ 大型な獲物をいかにして捕らえるか ~

野口 奨悟九州大・一貫性博士課程 2 年)


火山性温泉環境における地表性節足動物群集の多様性

大寺 真奈(山形大・博士前期課程 2 年)


超大型多毛類オニイソメの分類生態ー多毛類学のを考える

四ノ宮 千遥(京都大・修士課程 2 年)


北の大地の多足類

開澤 菜月(帯広畜産大・博士後期課程 1 年)


ミネルヴァのフクロウはいつ飛び立つのか

京極 大助(兵庫県立人と自然の博物館・研究員)


巣の門番は誰!? 働きアリの勤務スケジュール

藤岡 春菜(岡山大 環境生命科学学域・助教)


標本が語る生物多様性の危機と保全

中濱 直之(兵庫県立大 自然・環境科学研究所・講師)


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パネルディスカッション( 20 分)

進行
永濱 藍、野口 奨悟

コメンテーター
上野 尚久、植村 洋亮

14:35 - 14:50

休憩と個別の質疑応答 @Zoomブレイクアウトルーム

14:50 - 16:50

ショートトーク@Zoomブレイクアウトルーム(グループリーダー:招待講演者

参加者を 7 グループに分け、参加者が一人 3–5 分ほどのショートトーク(自己紹介や研究紹介)を行い、交流を図る。講演者に各グループの司会となっていただく。一巡した後、参加者のメンバーを変え、2 回目を実施する。

進行
原 直誉、夫婦石 千尋

17:00 - 18:00

オンライン交流会懇親会@Zoomブレイクアウトルーム

企  画 の 趣 旨

どうすれば研究テーマが見つかるのか。これは、研究をはじめたばかりの学部生や大学院生、若手研究者の多くが最初に抱える大きな疑問であり、新しい研究テーマを見つけたい気鋭の研究者にとっても同様であろう。しかし、この疑問に模範解答は存在せず、“研究のはじまり“は人それぞれである。例えば、ある生き物への愛や探求心がきっかけで研究がはじまる人もいれば、「生物間相互作用」や「生物多様性」といった現象への興味から研究がはじまる人もいるだろう。今回のシンポジウムの第1部では、幅広い分野の若手研究者をお招きし、ご自身の研究内容を紹介していただくとともに、その研究のルーツについて語っていただく。講演後に実施するパネルディスカッションでは、「どうすれば研究テーマが見つかるのか」という疑問について講演者を中心に、聴衆も交えて議論を行う。パネルディスカッション後の第2部では、参加者を小グループに分け、参加者間で研究紹介やそれに関連する質疑応答を行うことで、若手研究者間の交流の機会を設ける。本シンポジウムは、「気持ちが若手」であれば実年齢は問わず、どなたにでも参加していただきたい。「若手で語ろう!生態学」シリーズ第4弾となる本企画が、さまざまな立場で活躍する研究者間の交流および研究テーマ創出のきっかけを与える機会となり、ひいては生態学分野の今後の発展に繋がることを期待する。