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植村 洋亮

北海道大学大学院 環境科学院 生物圏科学専攻 動物生態学コース(指導教員|小泉逸郎さん

〒060 - 0810 北海道 札幌市 北区北 10 条西 5 丁目

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経歴

2022 年 04 月 - 日本学術振興会特別研究員-DC1


学歴

2022 年 04 月 - 北海道大学 大学院環境科学院 生物圏科学専攻 博士後期課程 在籍

2022 年 03 月 北海道大学 大学院環境科学院 生物圏科学専攻 修士課程 修了修士(環境科学)取得】

2020 年 03 月 愛媛大学 理学部 生物学科 卒業【学士(理学)取得】(指導教員|畑 啓生さん、井上幹生さん)


生い立ち と お魚研究(話が長いですが、よければ)

1997 年、四国の徳島にて生まれる。その後、同じ四国の香川で住む。いつの間にか魚類を好きになり水族館と熱帯魚屋を巡るようになる。小学校 2 年生の時、熱帯魚屋の看板水槽で優雅に泳ぐアジアアロワナに一目惚れし、親を説得した末グリーンアロワナアロワナ目)を飼育し始める。

その後、数々の熱帯魚を飼育したり、渓流へ日本淡水魚類を採集に行ったり、魚たちと戯れる日々を過ごす魚への愛は絶えることはなかったが、高校生になって将来のことを初めて真剣に考えるようになり、なんやかんやあって...『生き物の研究者』になることを決意。(そのときは生態学者も含め研究者という存在が何者か?わかっていなかった)

高校卒業後、魚の研究をしようと思四国の愛媛大学へ入学生態学という学問に出会い、その「答えのない」自由さに惹かれる。学部 1 年生の年末、当時の指導教員のもとを訪ね、幸運なことにタナゴ類(ヤリタナゴ、アブラボテ;コイ目)の研究を始める。そのプロセスで、交雑という目には見えない現象を明らかにする生態学的な研究の難しさを痛感するとともに、魚と魚、魚と共生生物の関係、そして、魚と「くらし」と人間社会の密接な関わりに気づく。

その後、ニホンウナギ(ウナギ目)の分布研究を行ったことがきっかっけで、生き物を知るために欠かせないフィールド調査の大変さと楽しさ、非生物的な要因の重要さを実感する。何より、河川をひたすら歩き回り、ひたすら魚をつかまえ、ひたすら環境を計測するという「泥臭さ」に惹かれ引き込まれる。

次第に、自分が自然のなかで魚と向き合ったとき、どれだけ魚のことを知ることができるのか、それを試したくなり北海道へ。大学院入学後、サケ科魚類のオショロコマとイワナの種間競争興味をもちそして魚類をモデルに生態学の基礎的な理論に挑戦する生態学者に憧れる。現在、フィールドベースのアプローチによってかれらの分布メカニズムを追う。

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