兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科

地震災害研究室

減災復興に資する地震災害の包括的な理解を目指す

地震災害に対する備えを考えるうえで基礎となる地震動の分析と予測、地下構造探査、観測・計測技術に関する研究を行っています。また、地域に残る歴史記録を解読し、過去の災害による被害や復興の過程を明らかにしていきます。詳細は研究紹介業績紹介減災古文書研究会のページをご覧ください。

キーワード:地震災害, 観測・計測技術, 歴史災害

新着情報

2024/10/23 大学院生が研究発表を行いました

2024年10月21-23日に開催された日本地震学会2024年度秋季大会にて、大学院生の居樹幸太朗さんが「東広島市周辺で発生する下部地殻深部地震の原因解明」と題して研究発表を行いました。なお、この発表は本人が大学院入学前に行った研究の成果をまとめたものです。

大学院の授業「減災復興フィールドワーク」の一環として、南あわじ市役所職員との意見交換会・常時微動観測の実習・北淡震災記念公園 野島断層保存館の見学を実施しました。

大学院生の宮内さん・減災復興政策研究科の永野教授との共著による査読論文「地震時建物応答シミュレーションを活用した免震層水平剛性の推定手法の提案」が、日本シミュレーション学会論文誌に掲載されました。

2024/09/26 オフィスアワーのお知らせ

令和 6 年 10 月 ~ 令和 73 月は、毎週木曜日 9:00 ~ 10:30 をオフィスアワーとします。

2024/09/15 大学院生が研究発表を行いました

2024年9月15日の歴史地震研究会(木曽御嶽大会)にて、大学院生の柳井さんが「戦時下の新聞は昭和東南海地震をいかに伝えたか」と題して研究発表を行いました。

2024年8月24日 兵庫県立大学神戸防災キャンパスにて第 5 回 関西歴史災害研究懇談会を開催しました

2024年8月23日に開催された「地域安全学 夏の学校」にて、大学院生の居樹さんが研究発表を行いました。

2024/08/09 著書が紹介されました

『週刊読書人』2024年8月9日号(株式会社読書人・紙面版)にて、『図書館雑誌』(日本図書館協会)に掲載された著書『すごろくで学ぶ安政の大地震』の書評が再掲されました。

2024/07/30 お知らせ 防災専門図書館クラウドファンディング

公益社団法人全国市有物件災害共済会防災専門図書館が、クラウドファンディング「防災を身近に感じられる配布グッズを作成したい!」を実施されています。当研究室の歴史地震研究で利用しているかわら版資料を用いたグッズも制作されます。ぜひご協力ください。詳細はクラウドファンディングのページちらしをご覧ください。

2024/07/17 著書が紹介されました

日本図書館協会の『図書館雑誌』にて、著書『すごろくで学ぶ安政の大地震』が紹介されました。こちらから記事をご覧いただけます。

2024/05/07 大学院生が配属されました

研究室に新たに博士前期課程の大学院生 1 名が配属となりました。詳細はメンバー紹介をご覧ください。

2024/05/01 The Front Line of UH 紹介されました

兵庫県立大学ホームページの「The Front Line of UH 次代を切り拓く知の最前線」にて、研究室の取り組みが紹介されました。

2024/04/14 第 5 回 関西歴史災害研究懇談会のお知らせ

令和 6 年 8 月 24 日(土)兵庫県立大学神戸防災キャンパスにて第 5 回 関西歴史災害研究懇談会を開催します。詳細はちらしをご覧ください。参加のご希望は、申込フォームからお願いします(8 月 9 日まで受付)。

2024/04/01 オフィスアワーのお知らせ

令和 64~ 令和 6 年 9 月は、毎週木曜日 9:00 ~ 10:30 をオフィスアワーとします。

2024/03/01 お知らせ(資料発行)

当研究室が参加している「減災古文書研究会」にて、『鳥羽御城石垣御修復一件』翻刻を発行しました。安政元年 (1854) の安政東海地震による鳥羽城の被害と修復について鳥羽藩と幕府との間で取り交わされた文書をまとめたもので、近世の城郭における地震・津波被害の様相と復旧の過程をたどることができる貴重な史料となっています。詳細は減災古文書研究会ホームページをご覧ください。

2024/02/13 VR技術を活用した小型地震シミュレーション装置開発

このたび、当研究室・株式会社クロスデバイス・有限会社アシストコムが共同で、VR技術を活用した小型地震シミュレーション装置「パーソナル地震再現シミュレーターVRS-100」を開発しました。詳細はプレスリリース(兵庫県株式会社クロスデバイス)をご覧ください。

過去のお知らせ

2023/12/17 サイエンスカフェ(大和郡山市)のお知らせ(終了)

令和 5 年 12 月 17 日(日)ワタマチテラス(奈良県大和郡山市)でのサイエンスカフェにて「古文書から知る江戸時代の地震」と題して話題提供とワークショップ(災害かわら版すごろく)を行いました。多数のご参加、ありがとうございました。

2023/10/21 はりま産学交流会 10月 創造例会(終了)

令和 5 年 10 月 20 日(金)はりま産学交流会創造例会にて「自動車は地震計になれるか? 超高密度地震観測網の実現へ向けて」と題して研究発表を行いました。聴講・御議論いただきました方々、ありがとうございました。

2023/12/09 減災復興サイエンスカフェ(終了)

令和 5 年 12 月 9 日(土)兵庫県立大学神戸防災キャンパスの公開講座「減災復興サイエンスカフェ」にて、「歴史を変えた(かもしれない)南海トラフ地震」について話題提供を行いました。多数のご参加、ありがとうございました。

2023/10/01 第 4 回 関西歴史災害研究懇談会(終了)

令和 5 年 10 月 1 日(日)兵庫県立大学神戸防災キャンパスにて第 4 回 関西歴史災害研究懇談会を開催しました。多数のご参加、ありがとうございました。

メンバー紹介

教員 平井 敬 (ひらい たかし)

兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科 准教授 博士(工学)

名古屋大学減災連携研究センター 客員准教授

明石工業高等専門学校 非常勤講師

甲種危険物取扱者, 気象予報士


2013 年、名古屋大学大学院環境学研究科都市環境学専攻博士後期課程修了。名古屋大学大学院環境学研究科助教、同減災連携研究センター助教を経て 2023 年 4 月より現職。専門は地震学、地震工学、歴史地震。


著書

すごろくで学ぶ安政の大地震(風媒社, 2021)

耐震工学 教養から基礎・応用へ(講談社サイエンティフィク, 2019)


所属学会等

日本地震学会, 日本地震工学会, 日本建築学会, 日本地球惑星科学連合, 歴史地震研究会, 地域安全学会, 関西地震観測研究協議会, 兵庫県建築構造技術研究会

大学院生 居樹 幸太朗 (すえき こうたろう)

兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科 博士前期課程 1 年生 学士(理学)

空手道初段, 普通自動車免許 (MT) 取得, 防災士, わな猟免許, 自然再生士補, 第 3 級アマチュア無線技士, 第一種中学校理科教員免許取得, 第一種高等学校理科教員免許取得


大学時代は、地震学を中心に地球科学を学んできました。この研究科では、地震学の他にも防災や歴史災害についても学んでいます。また、地元出身の偉人である和気清麻呂についても調査を進めています。

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平 井  敬

078-271-3291

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