防災・減災のためには、土木や情報などの工学的技術から、地域行政・コミュニティ育成など社会学的技術までの幅広くかつ息の長い取り組みが要求されます。本合同研究会では、分野・学会を超えて、防災/減災に興味を持つ研究者の議論と情報交換の場の役割を担うことを目指しております。
今回の研究会では、定例の研究会として、広く防災/減災に関わる研究報告、さらには、新型感染症などさまざまな危機への対処に関する理学的・工学的研究に関する発表を募集いたします。2024年は元日の能登半島地震に始まり、9月の奥能登豪雨による二重被災も発生し、多くの命が失われました。特に、災害関連死が直接死を超えるという、非常に厳しい状況が続いています。また、8月には日向灘を震源とする地震が発生し、初めて南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発令されました。この中で、臨時情報に対する社会の対応のあり方についても様々な課題が表出化しました。
現場の経験や知見、研究により解明された事実、新しい技術による対策の提案などから、より強靭な社会を構築する技術や取り組みが求められています。本研究会では、様々な専門性や立場から分野を問わず知見・技術・方法論について幅広く発表・意見交換の場を持ちたいと思います。
昨年度より本研究会では、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことを受け、現地での開催としております。なお、状況によってはオンラインの可能性もある点につきましてはご了承ください。
発表を希望される方は、以下の要項に従い、申し込みを行なってください。
また、聴講のみの参加も歓迎しております。
名称:減災情報システム第14回合同研究会
共催:地域安全学会・電子情報通信学会
日時:2025年3月14日(金) 13:30-16:30(予定)
場所:京都大学東京オフィス 大会議室A・B
東京都千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビルディング10階
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/facilities/campus/tokyo-office/access
発表・参加申し込み
発表および聴講希望者は、以下のリンクのフォームより必要情報をご入力ください。
発表申し込みの締め切りは、2025年2月28日(金)です。聴講申込みは3月12日まで受け付けています。
https://forms.gle/BCbXxBpRKwGY6ApZ8
論文原稿につきましては、3月12日までに当研究会幹事のメールアドレス <dris-core@googlegroups.com> にお送りください。
ページ数はなるべく8ページ以下でおねがいします。フォーマットは特に定めておりません。
お送りいただきました論文につきましては、本研究会のホームページにおいて、研究会の前日以降に公開する予定です。もし継続公開を希望されないかたは、ご連絡いただければ研究会終了後、非公開とすることも可能です。
プログラム
研究会の様子
※ 研究会終了後に、写真等をアップいたします。