授業欠席(不参加)は主に 2種類見込まれます。一つは健康に関わるもの、もう一つはオンラインの通信環境に関わるものです。
a. 健康に関わる授業欠席等
本学では、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、体調不良時の対応、感染者、濃厚接触者、海外からの帰国者についての対応を定めています。
なお、風邪症状、発熱時は登校せずに自宅療養を求める予定でしたが、今学期は全面的なオンライン授業という措置により、上記に該当する学生はオンライン授業の欠席という形になります。
例えば、体調不良の期間に数週間分の小テストが受けられなかった、発熱が続いたため中間レポートの一部が間に合わなかったといった問い合わせがあり得ますので、可能な限りそうした学生に別途対応できる方法を予めご用意いただくよう、ご配慮ください。
また、こうした場合の授業欠席は、出席すべき回数には含めないようお願いします。
このような場合の授業欠席に関する証明等は「体調観察表」となりますことをご承知おきください。
b. オンライン通信環境に関わる欠席
自分のPC・タブレット端末を持たず、大学のPC教室や貸出用ノートパソコンを使ってレポート作成などを行っていた学生は、入構制限が続く限り、いわゆる「IT難民」になる可能性があります。
スマ ートフォンには容量制限などによる通信障害が起こり得ます。
本人の責めに帰さない事情でそのような環境に置かれた学生が、例えば、出席(授業参加)の確認を兼ねた毎回のミニ・レポート課題の提出をオンラインで求められた場合、あるいはオンデマンド講義の視聴が必須の場合、取り残されていく可能性があります。
そのような「欠席」ができるだけ生じないよう予め授業運営に際しましてはご配慮いただくとともに、通信環境の問題による「欠席」が事実として確認できる場合には寛容なご対応をお願いします。
リアルタイム講義の配信開始時間までに上手くつながらない、音声が入らない、画面が見えない等の事態が発生することがしばしば報告されております。このような場合は「遅刻」や「欠席」扱いにしないようお願いします。
秋学期はオンライン授業ですが、土曜日のみ申請すれば教室を利用しての講義が可能です。
定期試験を設けておりませんので、定期試験から派生する追試験の手配は行えません。
例えば教室を試験場とした筆記試験をレポート提出に替えるなど、オンラインで対応可能な習得度や研究成果の評価手段をお考えください。
ネットワーク経由の方法で追試験に準じたテスト等を実施される場合は、受講生と教員との間で方法をお取り決めくださいますようお願いします。
a. 曜日時限(時間割)について
通常の授業では科目・教員・受講生・曜日時限・教室が一体となっています。
時間的・(サイバー)空間的な自由度の高いオンライン授業でも、授業は時間割で指定された曜日時限での実施を前提としてください。
(例えば、14回分を14日間連続のZoom講義で集中的に行うといったことのないよう、お願いします。)
b. 入構制限について
教材作成等、授業準備にどうしても必要となる場合は入構できます。入構時に守衛所で作業場所等ご記入ください。
PC等をお持ちでない非常勤の先生方には、学内に教材作成用の機器を用意いたしますので、事前に教務課まで予約のお申し出をくださいますようお願いします(PC利用可能時間:月~木、9~17時)。