大学設置基準に基づくと、オンライン授業を行うには、以下の2つの要件を満たす必要があります。
1 単位は45 時間の学修を要する内容で構成 される と定められています。
例えば2 単位分の講義 科目 をオンライン授業で行う場合 、授業時間と事前・事後の学修を含めて 90 時間の学修が必要とされています。
これが確保されていれば、必ずしも 1 回の授業で 100 分の講義をオンライン動画で配信する必要はありません 。
文部科学省 が提示する オンライン授業での単位認定には、上述の学修時間が確保されていることの他に、 課題提示の前後で担当教員からの指導や学生との質疑応答 等の機会が確保されていること も必要とされています 。
例えば外国語で書かれた文献資料の読解を課す場合、予め留意点や視点・観点 を伝え た上で 読後レポートを課し、受講者からの 質問に応じる機会を作り、実際に質疑応答を行え ば、この条件は満たされます。
質疑応答や意見交換そしてその共有は 、必ずしもリアルタイムの双方向で 行う必要はありません 。