梅ヶ島について
お茶畑のある「梅ヶ島」周辺地域についてご紹介します。
お茶畑のある「梅ヶ島」周辺地域についてご紹介します。
静岡県静岡市葵区梅ヶ島
静岡県静岡市葵区梅ヶ島地域は
安倍川最上流部に位置し、
標高1,000m級の山々に囲まれたエリアです。
古くからお茶の生産が盛んで、その味わい、香り高さは、
時の将軍、徳川家康も愛飲していたほど。
他にも、梅ヶ島は古くから温泉地として栄え、
武田信玄の隠し湯とも言われています。
コンヤ温泉・梅ヶ島金山温泉・梅ヶ島新田温泉・梅ヶ島温泉
という泉質の違う4つの温泉があります。
わさびも発祥の地でもあります!
(金鉱脈の話も…)
梅が島中心部までのアクセス
東京から車で片道3時間半。
静岡駅から車で片道1時間半。
コンヤ温泉・梅ヶ島金山温泉・梅ヶ島新田温泉・梅ヶ島温泉という泉質の異なる4つの温泉があります。
歴史は古く、一説には梅ヶ島温泉は約1,700年前に遡るとも言われています。三人の狩人により発見された説、砂金取りにより発見された説、あるいは、仙人が三匹の蛇が遊んでいる泉を見つけて発見された説など、梅ヶ島温泉の発見にまつわる逸話が多数あります。
戦国期には、信玄の隠し湯とも言われ、古くから美人づくりの湯と知られています。
梅ヶ島は急峻な山々に囲まれた安倍川源流域であり、茶畑は標高約750mほどの場所に点在してます。尾根から反対側の尾根を見渡すと、ところどころに茶畑があることがわかります。
平地の茶畑の景色とはまた異なる景観が美しいです。
また、美味しいお茶を生み出す気象条件として「短い日照時間」「昼夜の寒暖の差」「霧の発生」に加え、茶ノ木が好む「酸性で水はけの良い土壌」というものがありますが、梅ヶ島ではまさにそのような環境でお茶が栽培されています。
そんな風光明媚で、美味しいお茶の生育環境としても恵まれた梅ヶ島のお茶、ぜひ来てみて飲んでみてください。
静岡市街から梅ヶ島へ向かう途中に「有東木」という地域があります。
有東木には「ワサビ山」と呼ばれる一大ワサビ田があり、江戸時代初期にこのワサビ山付近に自生していたワサビを移植し、栽培を始めたのが、日本のワサビ栽培の発祥とされています。
2018年3月に『静岡水わさびの伝統栽培』が世界農業遺産に認定され、有東木地区が水わさび伝統栽培発祥の地、日本一のワサビ産地として、伝統や歴史が世界に認められています。
※写真は、有東木にある地場産品販売施設「うつろぎ」で食べられるワサビ飯です。