活動報告

★INFORMATION:   活動報告のTOPICページでは、NPOの最新の活動をご紹介します!

これまでの活動レポートについては、各プロジェクトのページ(・国際協力プロジェクト・まちラボプロジェクトをご覧ください。

2024年1222日()

【報告】1221日(土)まちラボ@アルファリンク流山12月特別講座(英語教室・科学教室)を開催しました。 

 地域の大人が「まちの先生」となり、子どもたちと一緒に学び合う場「まちラボ」。今回は、冬の特別講座として、小学5年生~中学生を対象とした英語講座と科学講座を開催しました。

 今回の英語講座のテーマは、「まちなかで困っている外国人旅行者に声をかけてみよう」です。 食券販売の注文のしかたを教える<券売機編>「2 道に迷っている旅行者に道案内<迷子編>」「3 乗りたいバスが分からなくて困っている<バス編>」の3つのミッションに英語でチャレンジしました。

 最初は、自信なさげで小さい声だった子どもたち。だんだん、慣れてくると、今度は「これを聞いてみたい!」「こういう場合はどういうの?」と、積極的に英語での会話にチャレンジするようになっていきます。「失敗しても、大丈夫、もっと自信をもって話してみよう」「日本人は発音が悪いから英語が聞き取ってもらえないと思っているけれど、実際には声が小さくて聞き取れないことが多いよ」という先生からのアドバイスに、どんどん声を出せるようになっていきました。

 科学講座は、「ホバークラフト」作りに挑戦しました。今回はモーターでプロペラを回す仕組みを使って、発砲スチロール板やビニール袋という身近な材料でホバークラフトを作ります。

 プロペラとモーターのつなぎ方を間違えて、「風の向きが逆になったかも」と試してみたり、「発砲スチロールで作った軸が折れちゃった」「テープでとめたら大丈夫だよ」「折れすぎちゃった!作り直す」「がんばれ!」と、子どもたち同士で、工夫点を話し合ったり、アイデアを出し合いながら、笑い声が絶えないにぎやかな時間となりました。

今回は、特別講座ということで、昼食(無料)をはさんで16時までの活動です。昼食を一緒に食べて、おしゃべりをして、という昼休みでしたが、「1時間のお休みですよ!」と言っていたのに、45分すぎる頃に、全員が席に戻ってきて「続きが早くやりたい!」とのことで、早めに後半を再開しました。

ホバークラフトは、同じように作っているのに、うまく進まないこともありました。「ビニール袋の穴を大きくしてみたら、風で膨らみやすくなるのかな?」と、何度も何度も作り直して、走らせて性能をチェックしている姿が見られました。「床がつるつるだとうまくいくみたい」「走らせる地面の状況でもだいぶ違うね」と床の摩擦力に気づいたり、「壊れても、何度でも作れるよ」と時間中に改良を重ねて2号機を作っている子もいました。

「何度も作っては壊れちゃったりと、うまくいかないことも多いけど、改良しては試しての繰り返しが大事」とのまちラボ講師の先生の言葉に、うなずく子どもたち。最後は、会場の掃除も積極的に取り組んでくれました。

まちラボ@アルファリンク流山は、次回は2月と3月に開催を予定しています。

2024年11月20日(土)

【報告】11月30日(土)まちラボ@アルファリンク流山11月講座(英語教室・科学教室)を開催しました。 

 地域の大人が「まちの先生」となり、子どもたちと一緒に学び合う場「まちラボ」。今回は、前回に引き続き、科学講座は小学生低学年(1年生~4年生)対象の講座を開催しました。

英語講座の今回のテーマは、「マクドナルドで注文をしてみよう!」です。『アメリカでは、「フライドポテト」は「フレンチフライ」と呼んでいるよ。」「For here or to go と聞かれるよ。持ち帰りの時は、テイクアウトではなく、to go と答えよう」など、日本で使われているカタカナ英語では通じない場面も学びました。3人で1グループとなり英会話の練習をしました。

 科学講座は、「いとぐるま戦車」を紙コップで作りました。紙コップやストローなど身近にある材料で作ります。まず、紙コップ1個だけを作って、戦車を作りました。出来上がった戦車を走らせてみると、同じところでぐるぐる回ってしまいます。「どうして、ぐるぐる回っちゃうんだろう?」という先生の質問に、「ゴムが強いから?」「タイヤが1個だから?」といった意見が次々と出ました。車輪が片方しかないと回ってしまう仕組みをしって、紙コップをもう一つ使ってもう片方の車輪を作ります。完成したいとまき戦車を走らせてみると、見事にまっすぐ走り、子どもたちから歓声が上がりました。それぞれの作品に絵を描いたり、ゴムを2本にして強くしてみたり、子どもたちはそれぞれに工夫をこらします。途中でゴムが切れてしまうトラブルも続出。みんなで、ゴムの取り換え方もマスターしました。

最後に、みんなで一緒に並んで、いとまき戦車を走らせてみました。何度も何度も繰り返して走らせて性能をチェックしている姿が見られました。

まちラボ@アルファリンク流山は、次回は12月21日(土)に冬休み特別講座(英語講座・科学講座)を開催します。科学講座は、昼食つき(原則無料)で10時45分~16時までを予定しています。ホバークラフトづくりに挑戦します。冬休み講座は、両講座とも対象は小学5年生~中学生が対象です。

2024年109日(月)

【報告】国際協力プロジェクト・ニュースレター第3号(Nagareyama Town  Development Newsletter  N0.3) を発行しました。

まちづくりで国際協力をめざすプロジェクトの一環として、ニュースレター: Nagareyama Town  Development Newsletter  N0.3 を発行、公開しました。

流山市のまちづくりへの取り組みを海外に発信していきます。

<おもな内容>

バンコク都庁視察団が流山市を訪問

・2024年の調査で、流山市の地価高騰が明らかに

市民活動紹介:SHIROIRO 白みりんを使った生キャラメルの開発・販売

・まちの市民活動紹介:流山防災まちづくりプロジェクト

・流山市の子育て支援施策: 保育園の整備

Newsletter Vol 3.pdf

2024年9月28日(土)

【報告】9月28日(土)まちラボ@アルファリンク流山9月講座(英語教室・科学教室)を開催しました。 

 地域の大人が「まちの先生」となり、子どもたちと一緒に学び合う場「まちラボ」。今回のまちラボには、大学生のボランティア先生が活躍しました。

英語講座には、中学校~高校までアメリカに住んでいたみなみ先生(大学生)がサポートに入りました。今回は、自己紹介とどこに住んでいるか、何が好きかについて、インタビューをしました。それぞれのテーブルで練習したあと、みなみ先生との英会話に挑戦しました。

 科学講座は、小学1年生~4年生の低学年向けのまちラボで、「ひかりの不思議な万華鏡」づくりに取り組みました。ハサミを使って、紙コップの底を丸や四角に切り抜く作業も、なかなか思うような形に切れずに涙目になってしまうこともありました。でも、「こんな形に切りたい」とイメージを頭に浮かべることができて、なんとかそれを形にしたい、でも、うまくできなくて悔しい、と思うことも大切な学びです。

 プラスチック板にセロテープをぐるぐる巻きつけて、コップの中に入れて覗いてみたら「すごい!きれい!」と大歓声が上がりました。スマホの光を当ててみると、もっときれいに見えます。

 「もう少し、セロテープ巻いてみる!」と、どんどん試してみたい気持ちが湧いてきます。全員が「家でも新しいプラスチック板でもう1つ作ってみたい!」とプラスチック板をお土産に持って帰りました。

次回、まちラボは11月30日(土)開催の予定。次回の科学教室も低学年向けのクラスを開催します。お楽しみに!

2024年7月21日(日)

【報告】7月20日(土)まちラボ@アルファリンク流山7月講座(英語教室・科学教室)を開催しました。 

 地域の大人が「まちの先生」となり、子どもたちと一緒に学び合う場「まちラボ」。今回の英語講座は、外国人の先生に英語でインタビューです。

「~どうだった?」の練習ですが、今回は、「この週末はどうだった?」など、日常会話で使う表現での会話に挑戦しました。

 作戦会議もあります。まずは、質問を考える。英語で書けなくても大丈夫。まず、何を聞いてみようかなと組み立てを考えることが大切です。初めてだと失敗したらどうしよう、と思って、声も小さく自信もなさげな子どもたちでしたが、バン先生が質問したことに笑ってくれたりして、だんだんと元気になっていきます。最後のクイズでは、バン先生が正解を当てるたびにやったぁ!という声があがりました。

  科学講座では、「イヤホンを作ろう」に取り組みました。イヤホンを自作するんです。しかもペットボトルを使って。材料のほとんどは、100円ショップで入手できます。磁石に銅線を巻き付けて、通電できているかを調べて、、と細かい作業にも、皆さん、集中して取り組んでいました。

 できあがったイヤホンを音源に繋げてみて、音が聞こえるか確認してみると、「あ、本当に聞こえる!」「すごい!やったあ!」と大喜びのこどもたち。2つ作ってうまくつなげられたら、ヘッドホンになります。磁石を大きくしてみたり、銅線を巻く数を多くしてみたらどうなるだろう、、いろいろと試してみると楽しいですよ。


2024年625日()

【報告】6月23日-24日 タイ バンコク都庁一行が流山を訪問


 623日の朝、バンコク都庁のHealth Departmentの一行40人弱が成田空港に到着。一行の多くはお医者さんや看護師さん。流山には23-24日と少子化対策についての視察です。

 実はタイでは2021年に死亡数が出生数を上回り人口減少がはじまっています。特にバンコク周辺では日本以上に急速な少子高齢化が進んでいます。おりしも訪問数日前の618日には小池東京都知事、バンコク知事、台北市長の3首長による少子化問題についてのオンラインでの国際会議は開催されたところでした。流山にお出でになり直ぐにおおたかの森の駅前広場とショッピングセンターの視察となりました。東神開発さんが案内、説明をしてくださりました。ありがとうございました。また市民の有志の方が交流と歓迎の気持ちでお出で頂きました。

 

 視察後は小雨の降る中でしたが幾つかのグループに分かれ、近隣の諏訪神社を観光。丁度「茅の輪」が設置されており皆さん楽しく観光されました。別のグループは市民のSさんのお宅(近隣マンションの高層階)からおおたかの森周辺を視察しました。23日夜は訪問団の幹部の皆さんとコミュネット流山メンバーでのワインを交えての歓迎会。楽しい時間が過ごせました。

 

24日は朝から市役所訪問。井崎市長、マーケテイング課長、子ども家庭部保育課長の皆さんに対応頂きました。議会中の忙しい時期に対応頂いた市役所の皆さんに感謝です。また今回は流山市側の一方的な説明をうけるだけでなく、バンコク都庁もバンコクの少子化の現状と題したプレゼンを実施。双方向での交流となりました。井崎市長の話を始め、バンコク都庁の皆さんにとっては感銘深いものであったようです。

 

24日午後は麗澤大学を訪問。現在タイのマヒドン大学公衆衛生学部と協力して実施中の少子化問題に関する研究について意見交換の場となりました。コミュニテイ活動の活発等が、若い女性の街への好感度に重要かもしれないという斬新な仮説も。あわせて麗澤大学で実施中のAIを活用した高齢化対策の話もあり、バンコク都庁の皆さんは興味深々でした。


 麗澤大学との意見交換のあとはおおたかの森で、駅前送迎保育ステーションを見学。市役所の皆さんにお出で頂き丁寧な説明を受けました。送迎バスからおりてくるお子さんたちを見て大いに盛り上がった視察となりました。対応いただいた市役所とステーション運営会社の皆さんに感謝です。

 

 ここまでで正規の視察プログラムは終了。しかしバンコク都庁の熱心な方5名が更に流山市民との意見交換会を希望。流山駅でMachiminを運営するTさんと公衆衛生に特に興味を持って学んでいる流山の医学生Fさんがコミュニテイ活動による高齢者支援について説明しました。会議は大いに盛り上がり、正規な医療施設とコミュニテイ活動支援との連携、またAIの活用可能性など多くの課題で議論百出。結局、場所を変え、23日に続いて熱い夜となりました。25日朝にはバンコク都庁の皆さんは次の訪問先東京都庁へ出発されました。

 

コミュネット流山では今回の訪問を契機にバンコク都庁との関係強化を進めます。マヒドン大学公衆衛生学部とも連携しつつ流山の国際協力の拠点をタイに形成していきます。