バナー写真:山口宇部空港 Banner photo: Ube Airport, Yamaguchi
バナー写真:山口宇部空港 Banner photo: Ube Airport, Yamaguchi
当研究室大学院プログラムの研究領域は高次脳機能病態学(Neuropsychiatry)で、授与される学位は博士(医学)です。本学博士課程の標準修業年限は4年としていますが、優れた研究業績をあげたと認められた場合、1年短縮することができます。大学院入学についてはこちらをご覧ください。
当研究室では、院生一人一人の興味・関心に合わせて研究テーマを決めています。精神疾患に関する臨床研究、疫学研究、病態生理学研究から、健常者を対象とした認知・感情などの一般心理現象に関する研究まで幅広いテーマや手法の研究が可能です。このなかでも、特に認知神経科学的な研究に力を入れており、計算理論(行動経済学的モデル)・行動実験・心理検査・脳活動計測・機械学習などを組み合わせることによって人間の知性と感情などの高次脳機能を支えるメカニズムを解明することで、精神科臨床や皆さんの日常生活に役立たせることを目指しています。
毎週のJournal Clubを通じて最新の研究成果を理解し関連分野の基礎知識を身に着け、個別の研究指導を通じて実際の研究計画・データ収集・データ処理・論文執筆などを実施できるように、総合的な教育プログラムを設けています。
The specialty of our PhD program is Neuropsychiatry, and the degree we award is PhD in Medicine.
当研究室は医学部3年の自己開発コース・修学論文テュートリアルの研究指導を担当しています。医学生の研究マインドを育成するために設けられた教育プログラムとして、自己開発コース・修学論文テュートリアルでは、3年次に6~12月の約半年間に研究室に所属し、特定のテーマについての研究実施および修学論文の作成が求められています。その後、引き続き研究能力を高めたい学生は4-6年次や初期臨床研修・専門医までに教員の指導のもと研究活動を続けられる「高度学術医育成コース」に進むことができます。
当研究室では、国際誌に投稿できるレベルの研究成果を目指して、レクチャーや勉強会などを通じて配属された学生に熱心な研究指導を行っています。これまでに、自己開発コース学生の2名が学内の「自己開発コース優秀賞」および「自己開発コース最優秀賞」をそれぞれ受賞し、さらに1名が「山口大学医学会学術講演会 奨励賞」、6名が「日本精神神経学会学術総会 優秀発表賞」を受賞しています。
これまでの研究テーマ:
2025 報酬の時間割引率による将来の抑うつ・不安症状の予測可能性
大学生を用いた身体活動量の性差に関する研究
妊娠期の孤独感が産後うつ病および母子ボンディング障害に及ぼす影響
2024 マインドフルネスがポジティブな体験によ る気分向上効果に与える影響とその機序
孤独感が将来の absenteeism、presenteeismに与える影響
孤独感とうつ症状の媒介因子の探索
2023 逆境的小児期体験が成人期の心身健康に与える影響
うつ症状のリスク因子における性差の検討
階段昇降による拡散的思考への影響の再検討
2022 COVID-19下の親子運動と家族関係・親のメンタルヘルスの関連性
ポジティブな記憶想起が意思決定に与える影響
階段登行が創造的思考に与える影響
2021 機械学習を用いたメンタルヘルス・自殺念慮予測研究
記憶想起が意思決定に与える影響
日常的運動が創造的思考に与える影響
2020 運動が創造的思考に与える影響
自然画像鑑賞による気分効果とその神経基盤
健常者におけるうつに対するレジリエンス
2019 習慣的運動が認知機能と心理的健康に与える影響
意思決定における損失回避を予測可能な因子の探索
2018 自然とのふれあいによるリラックス効果の検討
研究室見学希望の方は、お気軽にお問い合わせ下さい。Email: brain[at]yamaguchi-u.ac.jp (陳)