イベントレポート
ライティング・ラボでは、レポートや論文の執筆に役立つワンポイント講座を定期的に開催しています。
本レポートは、6月下旬に開催した講座の様子の紹介です。今年度は、対面形式で2日にわたって開催しました。
今回の講座のテーマは「感想文からの脱却」です。レポートと感想文はどのように違うのでしょうか?
まずはライティング・ラボの施設、およびラボ発行の「レポートの書き方資料」をご紹介しました。
ラボの紹介の後はレクチャーです。今回は、感想文のような文章になってしまう原因の一つである「私語り」についてお話ししました。
後半は、前半のレクチャーの内容を踏まえ、課題文の中で「私語り」になっている部分を探すワークに取り組んでもらいました。
どこが「私語り」になっているのか、どのような点で「私語り」なのか、みなさんしっかり探すことができていました。
2日合わせて60名以上の方にご来場いただきました。当日のアンケートより、感想を一部ご紹介します。
私語りをしてしまう要因というのは無意識に入り込んでしまうように思えたので、それを意識的に防ぐためのきっかけとしてこの講座は有益だったように思う。(文学部・1年生)
実際に手を動かして、レポートの正しい書き方を身につける工夫がされていた。(経済学部・1年生)
レポートに客観性を持たせる必要性は知っていたが具体的な書き方が分かっておらず、本講座で実践的に学ぶことができた。(商学部・2年生)
この短時間で、このまとめ方は素晴らしいと思った。レポートの書き方等がわかりやすくまとめられていた。また、ライティングラボの存在は知っていたけど利用の仕方などがよくわからなかったので、こういう機会を設けてくれたおかけで、利用しやすくなった。卒論作成の際には、ぜひ利用してみようと思う。(文学部・3年生)
通信教育部はレポートがほぼ全てなので役立つ。(法学部通信教育課程・初年度)
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
ライティング・ラボでは、「私語り」のほかにも、構成や文章表現といったあらゆるアカデミック・ライティングの観点から、みなさんのレポートや論文執筆をサポートしています。構想段階で文章がない状態でもご利用いただけますので、困ったときはぜひいらしてください。
チューター一同、みなさんのご来室を心よりお待ちしております!
イベント概要
今年度もライティング・ラボのワンポイント講座を開催いたします。今回のテーマは「感想文からの脱却」です。大学で書くレポートには、客観的な記述が求められます。本講座では、「感想文」から脱却した客観的なレポート作成のコツをお伝えします。お昼休みに開催しますので、お昼ごはんを食べながらのご参加も可能です!
【日時・場所】 ※両日とも同じ内容です。
2024年6月25日(火)12:40~13:10 @3号館3354教室
2024年6月26日(水)12:40~13:10 @6号館6102教室
【参加資格・参加方法】
中央大学の学生であれば、どなたでもご参加いただけます。申し込みは不要です。
【お問い合わせ】
中央大学アカデミック・サポートセンター ライティング・ラボ (chuo.wl@gmail.com)