朱の大鳥居(あけのおおとりい):厳島神社の鳥居です.本来は舟で参拝するため,鳥居は舟が通過するため,このサイズになっています.現在はクスノキの自然木で柱が作られていますが,古い時代は文献上の記録がなく,別の材料が使われていた可能性もあります.
五重塔(ごじゅうのとう):広島県廿日市市宮島町の塔の岡に建っています.正式名称は「厳島神社五重塔」とよばれ,国指定の重要文化財です.市街地のさまざまな場所から見え,目立つ存在となっています.
大聖院不消霊火堂(だいしょういんふしょうれいかどう):不動明王がまつられています.空海(弘法大師)が修行当時に使った火が1200年間燃え続けているとされ,消えずの火として知られています.広島市の平和公園の平和のともしびはここから採火されたものです.
宮島ロープウエー:紅葉谷(もみじだに)から榧谷(かやたに)を経て,獅子岩(ししいわ)まで運行されています.瀬戸内海の自然林を森林の上から眺めることができる場所は他であまりありません.
桜(さくら):広島県廿日市市宮島の島内の市街地およびその周辺には多くの桜が植栽されています.桜の多くはソメイヨシノですが,その他の品種もいくつか見られます.また,宮島に自生する桜はヤマザクラです.
小黒神島(こくろかみしま):宮島の南東部約5 kmに位置し,江田島市沖美町是長にある無人島です.緯度経度は34°14'19.2"N,132°21'21.7"Eです.コジイが優占しています.