北星学園大学 文学部 准教授(環境社会学・質的研究法)
地域社会と自然資源の多様で複雑な関係をフィールドワークで解き明かし,環境問題と生活問題の双方を解決する方法について研究しています。
研究のフィールドは、道内、国内、欧州と様々です。テーマも多様ですが、共通しているのは「人々の暮らし」と「自然環境」のどちらも良くするにはどうすればよいかを、社会のあり方に着目して研究していることです。
自然資源をめぐる多様な利害関係者による協働管理(ガバナンス)のあり方を探っています。
ヨシ原など過少利用が進む採草地の保全・管理(日本、欧州)
ソテツ林を事例とした環境再生と地域再生の一体的展開(奄美、沖縄)
水資源や水辺の管理(日本、欧州)
市街地の身近な自然資源(札幌)
地域コミュニティに資するエネルギー事業のあり方を研究しています。
外来型開発の割合が高い北海道の再生可能エネルギー事業に対する提言
欧州のエネルギー協同組合をはじめとするEnergy Communities
コミュニティ便益による地域再生
エネルギーと気候保護に関する民主主義
北海道をフィールドとして、ゼミ学生らとフィールドワークを行っています。
「コミュニティ」とは何かの研究
再生可能エネルギー開発と地域社会への影響
自然資源の過少利用による地域社会への影響
コミュニティ支援型の農林水産業やエネルギー事業
2025年10月26日 【研究】
日本協同組合学会第45回大会(@摂南大学)で発表します。
寺林暁良・渡辺重夫・西林 勝吾「エネルギー協同組合によるエネルギー貧困対策──オランダ・ワットヌの事例から」
2025年8月25日 【研究】
論文が公表されました。
佐藤彩生・川原晋・寺林暁良(2025)「農村の観光まちづくりの継続的活動を可能とする人材ブリコラージュ型活動体制の検証──岐阜県中津川市加子母地区を事例に」『農村計画学会論文集』5(1): 98-109.
2025年4月8日 【研究】
新しい研究プロジェクトが始まりました。
地域社会を発展させる再生可能エネルギーの成立要件
一般財団法人北海道開発協会 令和7年度研究助成 2025年4月~2026年3月,共同研究者
研究代表者:上園昌武
2025年1月17日 【研究】
科研「気候民主主義の日本における可能性と課題に関する研究」に関連して、citizensassenbly.jpのホームページで研究を紹介していただきました。
2024年12月10日 【研究】
分担執筆した書籍が発売されました。
寺林暁良(2024)「再生可能エネルギーと協同組合──欧州のエネルギー協同組合と日本への示唆」日本協同組合連携機構編『協同組合法制の課題と新しい協同組合──協同組合法制度に関する提言』ブイツーソリューション、238-258頁.
ISBN: 978-4867412947
▶︎ 電子書籍版ASIN: B0DK2QWJ5Y