脇汗注射

ボトックス療法

ボトックス療法について

ボツリヌス療法(原発性窩多汗症)

脇の原発性多汗症に対し、保険適応にて治療が行えます。効果は3ヶ月~6ヶ月。

・グラクソ・フソスミスクライン㈱

●効能・効果

・眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、痙性斜頸、上肢痙縮、下肢痙縮、2歳以上の小児脳性麻痺における下肢痙縮に伴う尖足


●脳卒中は要介護状態を引き起こす大きな原因のひとつです。

・脳卒中は片麻痺や言語障害などの後遺症を伴うことが多く、要介護状態を引き起こす大きな原因のひとつです。脳卒中の後遺症賭しては痙縮の影響も大きく、その発症率については、脳卒中発作の3ヶ月後に19%、12ヶ月後に38%とする海外の報告があります。


●痙縮は患者の日常生活や介護の妨げとなります

・痙縮は上位運動ニューロン症候群の一徴候で、腱反射亢進を伴った緊張性伸張反射の速度依存性増加を特徴とします。原因はさまざまですが、いずれも大脳皮質から脊髄の前角細胞に至る上位運動ニューロンに病変があります。


●ボツリヌス療法は局所的な痙縮による障害が生じている場合に有効です

・痙縮に対する治療法のうち、ボツリヌス療法は限局性かつ可逆性の効果を有する点が特徴です。したがって、局所的な筋緊張を抑えることによるメリットとして機能の改善や介護負担の軽減が期待される場合に選択されます。なお、どのような治療を行う場合でもリハビリテーションの併用は必須です。