放課後等デイサービスとは、学校教育法第1条に規定する学校又は専修学校等に就学している障害児につき、授業の終了後又は休業日に児童発達支援センターその他の内閣府令で定める施設に通わせ、生活能力の向上のために必要な支援、社会との交流の促進その他の便宜を供与すること(児童福祉法より抜粋)をいいます。
就学児は、平日は主に下校後、夏休みなどの長期休暇中は終日利用することになります。
・まずは疲れを取り、次の登校も元気に通えることを目指します。
・学校での出来事を振り返り、記憶を定着しやすくするとともに、意欲の向上を図ります。
・教室や家族とは異なる場所(あーも)で、あーもで会える人(スタッフや同級生以外の友だち)と一緒に過ごす中で、自分らしくのびのびと振る舞ったり、達成感を得られるように支援します。
・また自由時間をどのように過ごしていきたいかを自分で選ぶ機会も設けていきます。
・成長していく中で、これまでの介助方法でよいか、関連部署と連携を取りながら日常生活動作の練習を行います。
放課後等デイサービスでは、あーもを児童発達支援を利用してきた利用者さまが、西宮支援学校に進学後も引き続き利用されています。
入学時に大きく環境が変わる中、見知った場所・スタッフ・お友だちと過ごせ、リラックスできる時間をもつことは大切です。
入学後は日中の主な活動場所は学校です。放課後等デイサービスでは予定通り学校に通えるようにするための下支えの役割が増えます。利用者さまが安全・安心で自分らしく過ごせる第3の居場所としての役割を果たします。
また、支援会議や下校時のお迎えの申し送り等を通じて先生方とも連携し、学校での取り組みをあーもでも取り入れたり、疲れ具合など気になることがあれば先生・保護者に報告したりと「より充実した毎日」を送れるように支援しています。