青井小学校避難所訓練





忘れる前にやってくることが増えてしまったように思われる災害。日頃の備えは欠かせません。備えにはライフラインが停止した時のための「物資の準備」と的確で迅速な対応ができる「心の準備」の2つがあります。何をどれくらい用意したらいいの?避難所はどんな場所で、どのような備蓄品があるの?不安な状況下での避難所生活は、心と身体の健康に様々な影響を及ぼします。そのような中でも日頃からご近所付き合いがあれば、お互いに助け合える関係が築けるのではないでしょうか。また有事の際に役に立つAEDや消火器、スタンドパイプの使い方を消防署の指導で体験できる貴重な機会でもあります。家族と離れ離れになってしまった時、どのような連絡が取れるかを学ぶためにも、ご家族皆さんでご参加ください。

【日時】 令和5年 1022日() 午前9時
【場所】青井小学校校庭
【受付】西門(セブンイレブン側)より校庭にお入りいただき受付テントにて避難者カードのご記入をお願いします。
想定】巨大地震にて、住まいが倒壊もしくは倒壊の危険性がある。
目標知っておこう ①一時的に過ごす環境はどんな所なのか。②身体の不調や怪我をした時、どんな治療薬があるか。③飲食やトイレはどういうものなのか。④何日分の飲食を貯蓄しているのか。
【申込み】当日青井小学校へお越しください。

【開催報告】
秋晴れの気持ちが良い日に六町会の人々が一堂に集まり、数年ぶりの訓練を実施することができました。コロナ禍で開催できなかった間に避難者カードが更新されていたり、備蓄品が変更になっているなどの改善点も見受けられました。六町会でも新たに『移乗シート』を導入しました。これは足が不自由な方を乗せて運ぶことができる介護現場でも使われているシートです。水消火器やスタンドパイプでの消火訓練やAEDの使い方、マンホールトイレの紹介なども行われました。いざと言うときに落ち着いて行動ができるようにするためには、同じ訓練を繰り返すことの重要性を、また多くの人手が必要であることを学ぶ良い機会となりました。指導くださった消防隊の皆様、運営に携わってくださった皆様、そしてご参加くださいました多くの皆様に感謝いたします。

自分の家や家族、ご近所の方々、自分たちの町を自分たちで守るために、日頃よりAEDはどこにあるのか。消火栓や消火器はどこにあるのかを今一度ご確認ください。

日本全国AEDマップ -全国のAED設置場所を地図で共有- (aedm.jp) 

消火器一つでは消せる火は限られているので多くの消火器を集めてくることも重要。ピンは抜かずに熱くないところまで近づく。

消火器を使っている間にスタンドパイプを用意する。これは消防隊が到着するまでの間に一般の方々が使うために設置されているものです。

新たに導入した『移乗シート』100キロまでの方を移動させることが可能。

移乗シートで階段の上り下りもできます。

車いすごと持ち上げるにはコツがいりますが、これならどなたでも運べます。

実際にAEDを使うとなっても焦らずにいられるよう、繰り返し練習をしたいものです。

消防団の放水も披露していただきました。団員を大募集中だそうです。どうぞ前向きにご検討ください。

首都東京を守る消防団 | 東京消防庁 (tokyo23city-syobodan.jp)