スタンドパイプによる消火講習会
青井三丁目は木造住宅の多い町です。火災発生から消防隊が到着までに一般の方では消化、または隣接する家への延焼を食い止めることは困難です。ご自宅近くの消火栓とホースを使い、早めの消火をすることが可能だとしたら、学んでおく必要があると思いませんか?
今回は『スタンドパイプ』という町会会館にある器具と消防署が実際に使う『消火栓』を使って、器具を運び消火栓のふたを開け実際に放水する講習を東京消防庁足立消防署員の方が指導してくださる貴重な機会です。ぜひこの機会に放水までのやり方を学んでください。
【集合日時】 令和5年 9月30日(土) 午前9時 雨天中止
【集合場所】青井三丁目会館
【終了予定時間】午前10時30分(現地解散)
【申込み】当日集合時間に会館へお越しください。
【開催報告】
まず会館にあるスタンドパイプセットを道路にある消火栓まで運びました。そして実際の消火栓の開け方を教わりました。その後五反野公園へ移動して、消防水槽車から水を送って放水体験をしました。
確実にスタンドパイプを吐水口に結合できているか、一度上方へ引っ張り確認すること。開けた消火栓に人が落ちないように、その場に誰かいることなどの注意点も教えてもらいました。スタンドパイプセットは会館にあります。消火栓は町内に30カ所以上あるそうです。ご自宅最寄りの消火栓の位置を確認しておいてください。
有事の際にも落ち着いて行動ができるようになるためには、このような経験を繰り返すことはとても重要です。10月22日に青井小学校で行われる避難所運営訓練においても、スタンドパイプを体験できますのでどうぞご参加ください。
〖消火栓を開けてみよう〗
消火栓には丸や四角など形は違えど黄色い淵が付いています。
スタンドパイプセットには3つの棒状のものとホースが3本入っています。
①消火栓の蓋を開ける消火栓鍵
②スタンドパイプ
③放水弁を開けるスピンドルドライバー
Ⓐここにスタンドパイプをさし込む
Ⓑここにスピンドルドライバーをさして回す
実際に水が出る様子
〖放水してみよう〗
1本20mのホースを3本繋いでいます。あまり長く繋ぐと水の勢いが減ってしまうため3本60mを最長としています。
ホースの先端をひねると放水されます。