護身術を習おう!





この度、綾瀬警察署のご協力で護身術を教えていただく機会を設けることができました。しかも柔道の先生による護身術と、振込め詐欺に騙されないための心得の2本立てです。振込め詐欺と言う言葉を耳にするようになってから何年も経過していますが、被害は一向に減っていません。足立区内でも頻繁に起こっていることは皆さんもご存じのことと思います。犯罪に負けない心と身体を鍛えるために、皆さん是非ともご参加ください。

【協力】警視庁綾瀬警察署員
【日時】 令和5年11月23日(木 祝) 午前9時~10
【場所】青井三丁目町会会館
【申込】当日会館へお越しください(保険の都合上受付にて署名をお願いします)

【開催報告】参加者-32名

綾瀬警察防犯対策課の方より
〖特殊詐欺〗
特殊詐欺と言う言葉は浸透しているが、自分のこととしてとらえられていないために被害が減らない。被害者の9割は自分は騙されないと思っていた。家族の声は電話でも聞き分けられると思ってはいけない。区の職員、警察官、銀行の行員、家族を装い固定電話のみならず携帯電話にかかってくることもある。還付金詐欺や架空請求などの手口を学んでも、新しい手口が出てくるのであまり意味はないが〖電話でお金、カードの話は全て詐欺!〗と思って欲しい。
対策①電話に自動通話録音機を付ける足立区では区内にお住まいのおおむね65歳以上の方が居住する世帯に無料で貸し出しを行っている。取付や使い方説明は警察でできるので連絡を。
対策②ナンバーディスプレーを活用する。NTT回線利用者で契約者が70歳以上、または70歳以上の方と同居の場合は無料で利用できる。
対策③留守電機能を利用し電話に出ず、折り返すようにする。
電話に出てしまうと、電話中にキャッシュカードなどを取りに来られ、誰かに相談する時間を与えられない。一度切って相談できるように。また警察や銀行がカードを預かること、暗証番号を聞くことはあり得ない

〖架空請求〗
どこからかわからないショートメールは詐欺。パソコンがウイルスにやられたと画面に出て警告音が鳴っても、その画面に書かれている番号へかけてはいけない。防犯カメラの映像を見せて欲しいと警察官が自宅に来ることもある。不審に思ったときは自分で番号を調べて警察に確認してOK。警察だろうと行員だろうと怪しいと思えば確認を!


綾瀬警察で逮捕術を教えている方より
〖不審者への対応〗
不審者に話しかけられたら畳一枚分離れていたいけれどそうもいかないことが多いので、体を斜めにして向き合いとっさに出せるように手はなるべく前。手をつかまれた時の振りほどき方は自分の両手を握って自分の顔に当たらないように気を付けて上へ振り上げる(※写真参照)。そして大声で「110番!」「不審者!」と助けを求める。

〖横たわっている方への対応〗
横たわっている人に声をかける時は頭上より声をかけると蹴られたり殴られたりする危険を回避できる。

〖ひったくり〗
自転車のかごからのひったくりが多発。ひったくり防止カバーを活用し、見えないようにすることが重要。ひったくりなどで転ぶ時は手をつかず頭を守る。へそを見ると良いというが首の筋力がないと守れないのでせめて横を向くようにする。

〖デジポリス
怖い目にあったとき、とっさに声が出るとも限らないのでデジポリスの活用を。デジポリスとはひとつのアプリで「痴漢撃退機能」「防犯ブザー機能」など多くの機能が使えます。
防犯アプリ Digi Police 警視庁 (tokyo.lg.jp) 

片手でも両手でも手首をつかまれてしまったら…

自分の両手を握って上へ振り上げる!

町会員数名も体験させていただきました。