<2024年度第5回研究会(通算第29回)オンライン研究会>
Follow the New Way: How US Refugee Policies Changed Hmong Religious Life
講師:Dr. Melissa May Borja / メリッサ・ボルハ氏(University of Michigan)
https://lsa.umich.edu/ac/people/faculty/mborja.html
開催日時:2025年1月11日(土) 10:00–11:30 JST開催方法:オンライン(Webex)研究会
要旨:アメリカ合衆国に難民として再定住したモンは、どのようにキリスト教を受容し、伝統的なアニミズム信仰と融合させたのか。合衆国の難民政策と密接に結びついてきたキリスト教会・宗教NGOは、モンの信仰とどのように向き合ったのだろうか。
Borja 先生のご単著(2023 年 Thomas J. Wilson Prize (Harvard University Press)受賞,
2024年 Frank S. and Elizabeth D. Brewer Prize(American Society of Church History)受賞)に基づくセミナーです。
https://www.hup.harvard.edu/books/9780674989788
司会:小田悠生
主催:中央大学人文科学研究所「南北アメリカの歴史・社会・文化」チーム
<2024年度第4回研究会(通算第28回)対面研究会>
開催日時:2024年12月22日(日) 14:00 – 17:00
開催場所:中央大学茗荷谷キャンパス <2E02教室> での対面開催のみ。入館手続きは不要です。直接2階の教室にお越しください。
https://www.chuo-u.ac.jp/access/myogadani/
第一報告者:松本悠子氏(中央大学名誉教授)
テーマ:「第一次世界大戦がもたらした人種認識――トランスナショナルな社会史の視点から」
要旨: 第一次世界大戦では、アジアやアフリカからまとまった数の人々が兵士や労働者としてヨーロッパに動員され、初めてヨーロッパの人々は日常生活の中で人種的他者と接触した。さらに、アメリカ軍は、主に戦場となったフランス社会にアメリカの人種主義体制を輸出した。戦時のプロパガンダや戦後の社会も見渡しながら、第一次世界大戦が現代につながる人種認識にどのような影響を与えたのかを考える。なお、本報告では英米仏を主な対象とするが、ドイツも例外ではなかろう。戦争にまつわる人種認識がワイマール共和国を経てナチズムにつながったのかどうか、比較史の中で考えられないだろうか。
第二報告者:石田勇治氏(東京大学名誉教授)
テーマ:「ヒトラー前夜のドイツ ―ヴァイマル(ワイマール)共和国が投げかける問い―」
要旨:第一次世界大戦に敗れたドイツでは、帝政が崩壊し、やがて当時世界で最も民主主義的と言われた憲法を擁する議会制民主国家=ヴァイマル共和国が誕生した。
多くの国民の期待を集めて発足したこの国は、度重なる深刻な危機を乗り越え、多彩な文化を開花させながらも、結局はヒトラー独裁に取って代わられた。
なぜそのような事態に至ったのか。ドイツの歴史的失敗から現代の私たちは何を学ぶことができるのだろうか。
ディスカッサント:一政史織(中央大学法学部)
司会:小田悠生
<2024年度第3回研究会(通算第27回)ハイブリッド研究会>
開催日時:2024年11月19日(火) 17:00–19:00 JST
開催方法:中央大学多摩キャンパス <2号館4階 研究所会議室1 >での対面開催とオンライン(Webex)とのハイブリッド
報告者:深町英夫氏(中央大学国際経営学部)/ Hideo Fukamachi (Chuo University, Faculty of Global Management)
テーマ:「隣人か同胞か:戦後サンフランシスコ湾区の日系人と華人」 (Neighbors or Friends: Japanese and Chinese in Post-WWII San Francisco)
要旨:第二次世界大戦が終結した直後のサンフランシスコ湾区において,日系人と華人 はどのような関係にあったのだろうか。双方の出身国同士の戦争状態が終了し,
米国社会における対照的な立場も解消されて「隣人」となった時,そこには約20年後に出現・普及することになる「アジア系アメリカ人」という,一種の「同胞」意識の萌芽があったのだろうか。
<2024年度第2回研究会(通算第26回)ハイブリッド研究会>
(De)Militarization of the Asia-Pacific: Law, Gender, and Race
Speakers
- Sonia Gomez’s Picture Bride, War Bride: The Role of Marriage in Shaping Japanese America
Profile https://www.scu.edu/cas/history/faculty-and-staff/sonia-gomez/
- Rose Cuison-Villazor, "An Intersectional Analysis of Marriage and Migration"
Profile https://law.rutgers.edu/rose-cuison-villazor
Moderator
Eri Kitada
Date & Time: Tuesday, October 22, 2024, 18:00–19:45 JST
Hybrid venue: In-person at Myogadani Campus, Chuo University (Room 2E08, https://www.chuo-u.ac.jp/english/visit/myogadani/) and Online via Webex
開催日時:2024年10月22日(火) 18:00–19:45 JST
開催方法:中央大学茗荷谷キャンパス(2E08教室, https://www.chuo-u.ac.jp/access/myogadani/)での対面開催とオンライン(Webex)とのハイブリッド
主催:中央大学人文科学研究所「南北アメリカの歴史・社会・文化」チーム
共催:三島海雲記念財団
<2024年度第1回研究会(通算第25回)対面研究会>
日 時: 2024年5月26日(日)15時〜16時30分
場所:中央大学茗荷谷キャンパス 3階 3E10教室
https://www.chuo-u.ac.jp/access/myogadani/
形式:対面のみ、事前予約不要
日曜日はエスカレーターが稼働していないため、エレベーター・階段をご利用ください。
入構に特別な手続きは必要ありません。
スピーカー:Kristin Celello氏 (CUNY, Queens College)
https://qc-cuny.academia.edu/KristinCelello
報告タイトル:Dilemmas of Divorce: Parents, Children, and the New American Family in the 20th-Century United States