<2022年度第2回研究会(通算第22回)オンライン研究会>
日 時: 2023年2月23日(木)13時〜15時
スピーカー:森山 貴仁氏 ー 南山大学外国語学部
タイトル:Empire of Direct Mail:How Conservative Marketing Persuaded Voters and Transformed the Grassroots
本報告は、Empire of Direct Mail:How Conservative Marketing Persuaded Voters and Transformed the Grassroots (University Press of Kansas, 2022) の紹介を通じて、1950年代から1980年代にかけての、アメリカ合衆国における保守運動を検討する。本研究は、ダイレクトメールという新たなコミュニケーション技術を活用した、大規模な有権者獲得キャンペーンを分析し、草の根の保守運動の伸長を論じる。
<2022年度第1回研究会(通算第21回) ハイブリッド研究会>
日 時: 2022年7月30日(土)14時〜15時半
スピーカー:オリガ ホメンコ氏 ー 国立キーウモヒラアカデミー大学ビジネススクール(ウクライナ)
タイトル:東アジアにおけるウクライナコミュニティとアメリカ合衆国でのウクライナ移民の活動―第二次世界大戦後のイワン・スヴィットの活動を中心に
要旨:
ウクライナのディアスポラとしては、通常、欧米やオーストラリアのそれらが取り上げられる。しかし、ロシア帝国における1861年の農奴解放、1891年からのシベリア鉄道建設、1906年の農業改革、1917年のロシア革命などを通じて、多くのウクライナ人が極東ロシアや満州に移住し、集団意識や民族アイデンティティーを形成していった。
このような過程で指導的役割を担った者の中に、「満州通信」(1932-1937)編集長イワン・スヴィットがいる。戦後、ハルビンから上海に移住していたスヴィットは、中国在住のウクライナ人の出国を助け、自身もアメリカ合衆国へ移住した。アメリカへの移民後、スヴィットは、アジアのウクライナ人や日ウ関係などについて多くの研究や記事を残し、ウクライナ移民史を世界史の中に位置付けた。
本講演会では、イワン・スヴィット資料館(アメリカ合衆国)でのリサーチに基づき、彼のアメリカへの移動と活動を中心に紹介する。