これも観てみたい映画です!
母の遺したレシピにいざなわれ、娘と父、イモ、ハルの4人での"四十九日の大宴会"までの奇妙な共同生活が始まる。
エンディングノート(終活ノート)は母が残したレシピのようなものです。
レシピに従って、少しずつ暮らしを立て直し始める父と娘は、その中の1ページに"自分の四十九日には大宴会をして欲しい"という、生前の乙美の希望を見つけます。
そのレシピには家族の好き嫌いや、その日に起こったことが遺されています。
そんな家族へのラブレターを遺しておくことは、ありがたいことですね。
母が遺したレシピに導かれ、母の人生を旅する、49日間の感動の物語。
大切な人との永遠の別れ。熱田家の母・乙美(ルビ:おとみ)は、あまりにも突然逝ってしまったのです。
自分が居なくなっても、残された家族がちゃんと毎日暮らしていけるようにと、料理や掃除など日々の家事にまつわる知恵や、健康や美容に関するアドバイスが、楽しいイラスト付きで描かれた手作りの<暮らしのレシピカード>。そして、遺言は、「四十九日の大宴会」。
夫の良平(石橋蓮司)は何ひとつ感謝を伝えられず、悩める娘百合子(永作博美)は女として今こそ聞きたいことがあったのに、母はもう居ない。
そんな折、熱田家に派手な服装の少女イモ(二階堂ふみ)と、日系ブラジル人の青年ハル(岡田将生)が現れる。生前の乙美に頼まれ、残された家族の面倒を見に来たというイモは、乙美がとある「レシピ」を書き遺していることを伝えます。
わたし、終活に忙しい・・・。
まるで私のことみたいですが、この映画、定年退職の後に人生の大誤算で癌が見つかって、終活をはじめるというものです。
途中で、洗礼を受けるとか、たぶん、四谷のイグナチオ教会が出てきて、そうか、がんばってほしいな、と思いました。
「妻への最期の言葉を聞いたとき、それは満ち足りていて、みている私も救われた気持ちになりました。本当にありがとう」「今日授業で初めて見ました。砂田さんはもうお亡くなりになられているんだと考えると、砂田さんの笑顔に涙が止まりませんでした。残された時間、"段取り"に励まれる砂田さん、悲観的にならずに過ごすことは、誰もが出来ることではないと思います。残される家族の立場と、家族を残し逝ってしまう立場、両側面を見るのはとても辛かったですが、医療の道に進むものとして、このドキュメンタリーに出会えたことに感謝しています。」
こんな感想がありました。
熱血営業マンとして働き続け67歳で退職したサラリーマンが、第二の人生を歩み始めた矢先にガン宣告を受け、残された家族と自分の人生を総括するために"エンディングノート"を実行していく姿を収めたドキュメンタリー。本作の製作を務める是枝裕和に師事経験がある砂田麻美監督が、最期の日まで前向きに生きようとする父と家族の姿を映像に記録。重いテーマながら、段取り命で会社人生を送った当人らしい幕の引き方が感動を呼ぶ。
この映画の中にもエンディングノートがでてきます。あと、アルバムをデジタル化する作業も出てきました。
結婚50年を迎える熟年夫婦が、夫の定年後、一緒にいる時間が増えたことで喧嘩が絶えなくなり、険悪な状態に陥る。
ある日、妻は娘の勧めで葬儀社が主催する「終活フェア」を訪れ、終活に対して興味を持ち始める。
熟春とは、青春ではないけれども、老後も楽しみながら生きていこうとする造語でした。
終活の資格はたくさんあります。終活ライフケアプランナー、終活ガイド、終活ライフコーディネーター、終活アドバイザー、終活カウンセラー。
もっとあるかもしれませんが、やっていることはすべて同じです。
この動画を観ていただければ、終活がどのような場面で役立つのかが理解できます。
加藤茶さんのコマーシャルで、エンディングノートが知られるようになりました。エンディングノートは、遺書でも遺言でもありません。
これまで取り組んできた人生の記録をご家族のために残しておくための伝言板です(ご家族へのラブレターという人もいらっしゃいます)。
なぜ、家族にもエンディングノートが必要なのかというと、何かあったときのために親戚や友人への連絡は誰にすればいいのかわからないからです。
病院でも病気になったときの治療方法を家族が本人に成り代わって医者に話さなくてはいけないこともあるからです。