いきいきした日常生活に
いきいきした日常生活に
からだの能力を発揮する場面は特別な運動だけではありません。
遊び、仕事、家事…何をするにしてもからだを使います。
そんななか一番負担が大きいのは、
からだに無自覚なまま生活することです。
習慣任せの
立ちっぱなし
座りっぱなし
画面みっぱなし
だと「力みのクセ」が
積み重なってしまうからです。
そのクセはどこかがサボって
どこかが頑張っている状態。
からだのサボり癖に心が向かえば
ダル〜い感じになるし、
頑張り癖に乗って動けば過緊張。
稽古は動きを学び、感覚に耳を傾け
からだの自然な繋がりを
取り戻すひとときです。
働きの宿る姿勢で立つ・座る・歩く
部分に頼らず全身で動く
呼吸を深め、自身や場を落ち着かせる
心とからだが結びつく手立てを知っていくと
それぞれの生活に合わせた自分なりの工夫を
はじめるものです。
そうなると日常生活がよりラクに楽しくなるはず。
からだに馴染んでいくことは、
日常を習慣で無為に溶かさず
ワクワクとトキメキを散りばめていくことなのです。